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せとうち車旅 - 松山フレンチ [愛媛]

 
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- 松山 アミティエ -

道後温泉本館で風呂に入った後は、夕食のため電車に乗って松山の繁華街へ。

旅先では、カウンター10席、小上り2卓程度の、夫婦でやってるような小さな居酒屋に行きたいんだけど、県庁のある大きな都市だと、そんなお店は簡単に見つからない。
この日は最初から居酒屋をあきらめ、洋食にしました。



お店は松山城の堀に面した「アミティエ」さん。 圧倒的に女性客が多いお店でした。

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料理がおいしく、フロア担当の奥さんが親切。
ここに来ることができて良かったです。



奥のテーブルでは、30歳半ばのご婦人の集まり。
最初は静かに飲んで食事してたけど、子作りの話になると、がぜん盛り上がり、声は周囲にまる聞こえ。 これが集まりのテーマだったわけじゃないみたいだけど、どうしても、このような話をしたい人がいたみたい。 姑さんから、圧力かけられてるのかな。
「男も35過ぎたら、精子はほとんどなくって、液体がだらしなく出るだけなのよ。」
「男も子ども産めて、じゃんけんか交代で産むの決めればいいのに。」
etc..

当初、松山セレブのワイン会に見えてた集まりは、近所の主婦の井戸端会議に。
普通ならうるさくて迷惑に思うとこだけど、一生懸命しゃべり続け話題をリードしてる人と、巻き込まれないように黙ってる人もいて、その様子が面白かったです。
「秀吉57歳の子供、秀頼の立場は?」
この話を鵜呑みにし、だらしない液体で困ったことになる人がいないことを願いたいです。



この日は、八幡浜のホテルを出発し、途中は大洲と内子。 夕方は道後温泉。 夜は、おいしい食事で、無事に1日が終了しました。

翌日は今治に向かいます。

続きます。

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せとうち車旅 - 道後温泉 [愛媛]

 
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- 道後温泉駅前のカラクリ時計 -

瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行10日目の宿は、松山の道後温泉です。
温泉地の旅館は料金が高いのと、夕食は居酒屋とか外でしたいので、松山市街地のビジネスホテルを探したんだけど、この日の前後は何か大きな学会があるらしく、市内で空室のあるホテルはほとんどなし。 選択肢はなく道後温泉に泊まることになりました。



■ 道後温泉本館

ホテルにも大浴場があったけど、道後に泊まると行きたくなるのが「道後温泉本館」。 神の湯は2年前に行ったので、今回は霊の湯に入りました。
霊の湯は1,200円から1,500円。神の湯400円と比べると、随分高いけど、この差はタオル、貸浴衣がつき、風呂上りに休憩室が使えお茶とお菓子が出てきます。また、皇族が使う、「又新殿 (ゆうしんでん)」と「坊っちゃんの間」の見学も、入場料に含まれています。
霊の湯の入湯料 1,200円と1,500円の300円の差は、休憩所の場所の違いで、高い方は3Fの個室。安い方は、2Fの広間になります。



私たちは、1,200円コース。 休憩室が広間になるチケットで入りました。
風呂上りに、広間の休憩室に戻ると、お茶とお菓子が出てきます。 風呂上り、のんびりくつろげるようにってことだけど、ここでくつろぐのは簡単じゃありません。 特に女性は。

この広間のお客は、風呂ががりにお茶とお菓子で一服すると、おもむろに立ち上がり、その場所で浴衣を脱ぎ、パンツだけになってズボンや上着を着ます。 入浴時に使った浴衣を、帰る時にこの広間で着替え返却するんですね。 更衣室はありません。(女性用はあります)

広間には若い女性客もいたけど、隣で立ち上がられ顔のすぐ横に股間があっても動揺せず普通にしてました。 これも温泉にマナーの1つか。 でも、それをいいことに、露出症の人が、来ないことを願いたいです。

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帰り支度ができたら、「又新殿 (ゆうしんでん)」と「坊っちゃんの間」の見学です。

又新殿は専用の入口があり、浴槽は御影石。 でもね、御影石の浴槽は、そもそも広くないし、奥と側面の3方が板に囲まれ、圧迫感がありそう。 ここで湯につかっても、温泉らしくのんびりできないんじゃないかなあ。 古墳から発掘された石棺にも見えて怖かったし。 広々した神の湯の方がいいよ。



■ 道後温泉 椿の湯

朝食前に、椿の湯に行きました。 時間が早いし、誰もが行く道後温泉本館と違って空いてるかと思ったけど、お客さんは次々と入って、流しもいっぱい。 混雑してました。

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椿の湯は道後温泉駅から商店街を抜けたところにあります。

写真は夜に撮ったものです。

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泊まったホテルは、部屋にスリッパとは別に雪駄が用意してあり、外湯に行く時はフロントでタオルとシャンプーをセットした湯籠を貸してくれます。 サービスのいいホテルだなあって思ったけど、道後温泉本館に近づくと他のホテルの名前の入った浴衣を着てる人の手にも湯籠が。 そっか、道後温泉の宿はそうなのか !!
でも、これっておもしろい。今まで松山に来て道後温泉本館に日帰りした時は、近くのホテルに泊まってる人が湯籠を持ってることに気が付かなかったけど、わかってしまうと湯籠を持って本館に行くのがステータスのように感じてくる。本当は、なんのステータスもないんだけど。

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ホテルから道後温泉駅までの商店街に、温泉逗留グッズを売ってました。 「雪駄」と「湯かご」。 湯かごは気に入って、買って帰りたくなったけど、家では使い道がなさそうなのでやめました。
でも、今でも通販サイトで見たりして、未練があります。



続きます。

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せとうち車旅 - 内子の町並み [愛媛]

 
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瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行10日目(9月12日)。 道の駅のレストランで食事のあとは、内子の八日市・護国地区に移動。 内子も大洲と同じように、古い町並みを残しているところです。
大洲と内子の違いは、大洲は城下町だけど、内子は工業製品(木蝋)の生産で発展した商業の町。 電気がなかった時代、蝋燭はその時代の灯りとして欠かせないものだったらしく、蝋の生産で潤った内子は賑やかな町だったそうです。



■ 内子の町並み

町並みを構成する建物も、武家屋敷ではなく民家で、保存地域になってる八日市・護国地区では、約600mの通りに約120棟の民家があり、このうち約91棟が伝統的な建物だそうです。

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蝋は塊りで関西方面に送られ、関西方面で蝋燭に加工され日本全国に送られたって話を、何かの本で読んだことがありました。
でも、蝋燭屋さんも、当時からあったんでしょうね。

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床屋さん。
赤と青の縞になってる回転灯が、町のイメージに合わせて遠慮がち。

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ニッキ水

大洲で見つけて珍しいと思ってたら、内子でも。



■ 内子の鏝絵 (こてえ)

内子にも、鏝絵がたくさんありました。
大分県の安心院で、鏝絵というものを知ってから、わずか2日後。 その時に得た知識が、こんなに早く、他の土地で役に立つとは、思ってなかった。

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ここは鏝絵屋さんかな。

鏝絵を作るのは、基本的に左官さんの仕事らしいけど。



内子の鏝絵を並べてみます。

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- 本芳我邸 -



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- 中芳我邸 -


本芳我邸、上芳我邸、中芳我邸
内子の豪邸は「芳我」とつく家ばかりです。



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この日の予定は、大洲と内子だけ。 旅行の計画を立ててた頃は、古くからの町並みの中でゆったり過ごす贅沢な日にするつもりでした。 でも、実際に行ってみると、どちらも思ってたより見どころがあり回るのに忙しく、思ってたよりゆっくりできませんでした。
今回は行けなかったところがいくつもあるけど、この町は九州に行く時や高知県の大月町にスキューバで行く時も通るはず。その時にでも、また立ち寄ろうと思います。


続きます。

タグ:愛媛 内子
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せとうち車旅 - 内子のランチ [愛媛]

 
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行10日目(9月12日)。 大洲の次は内子へ向かいました。
内子には昼前に着き、まず食事にしようと、道の駅にあるレストランに行きました。ここは2年前にも食事をしたことがあり、今回で2回目です。



前回は札所を巡った2年前の3月。 44番札所の大寶寺へと、内子から久万高原方面に向かったんだけど、前夜の豪雪で山は通行止。 車は泥だらけで引き返し、松山自動車道も通行止めで宿泊予定の松山にも向かうこともできず、ガッカリして食事した場所です。

結局、久万高原には行けなかったけど、松山自動車道のうち、内子から松山までの区間は食事が終わった時間に合せるように通行止解除。
このお店の明るい雰囲気や、窓からの眺めで、落胆した気分が癒されました。



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レストランは、道の駅「内子フレッシュパークからり」の、駐車場から最も遠い、一見すると森の中のようなことろにあります。 窓側の席からは、渓谷も見えます。

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ここのすごいとこは、サラダと前菜。バイキングになってて、種類が多い。(手前の皿)

お店のロケーションと眺めがよく、丁寧な接客で気持ちよく食事できます。




レストランの玄関から、10mくらいのところは、すぐに大きな吊り橋があります。 食事の後、渡ってみました。 この先の山の上には神社があります。
犬の散歩させてる人も、多かったです。

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食事の後は、内子の町並みへ。

続きます。

タグ:愛媛 内子
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せとうち車旅 - 大洲城と町並み [愛媛]

 
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- 大洲城 -

瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行10日目(9月12日)。 八幡浜から松山への移動の途中、大洲に立ち寄りました。

大洲から今治までは四国88箇所の札所を回った2年前に通ったことがあり、今回で2回目になります。 ただ、前回は札所以外のところには、ほとんど立ち寄らなかったので、大洲は通過しただけ。 ゆっくり観光したのは今回が初めてです。



■ 大洲城

最初に行ったのは大洲城。 天守閣は、2004年に市民の寄付等により、復元したものだそうです。

120912_091120_r1153c.jpgこの家は城の正面にある民家で、観光地図にも乗ってる歴史ある建物みたい。3軒並んでて、外見は造りが全く同じなんですよね。 (左の写真はそのうち2軒)

住んでる人とも立ち話をしました。ここで寅さんのロケがあったとか。 葛飾から来てる僕らに、遠い大洲で寅さんの話とは奇遇だな。

120912_093613_r1179.jpg大洲城の天守閣以外の4つある櫓は、重要文化財です。

現地に行った時は、櫓も天守閣も、同じ新しくきれいな建物に見えたけど、櫓は150年くらい前に建てられたものだそうです。 天守閣は「再建」ではなく「復元」をコンセプトとしたとか。 だから、2004年に建造したばかりの天守閣と150年前の櫓に、違和感がなかったのかもしれません。

本丸からは市内が見渡せ、気持ちのいいところでした。

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- 高欄櫓・天守閣・台所櫓 -

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- 本丸から -



■ 「おはなはん通り」とその周辺

お城から「おはなはん通り」に移動。 ここは「大洲まちの駅 あさもや」って、道の駅のような、駐車場、トイレ、売店のある施設があります。 駐車場は、お城の近くの市民会館は有料だったのに、ここはタダ。なぜだろう。

「あさもや」の周辺は、武家屋敷が残り、整然と並んだ土壁の建物と石畳の清潔感ある町並み。 古くからの和菓子店や料理屋さんの存在が、大洲は城下町だなあって印象付けてくれます。

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- おはなはん通り 西向き -

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- おはなはん通り 東向き -

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- 明治の家並み -

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「東京ラブストーリー」で、リカが別れの手紙を出したポスト - だそうです。

私はスピリッツに連載があった25年くらい前に漫画で読んだけど、「カンチは意思のないバカ」ってことと「理解されないけどカンチの恋人より人として魅力あるリカ」ってことくらいしか覚えてない。 大洲が舞台となったエピソードがあったのは意外です。

寅さんだったらね、日本中行ってるから、それもありそうって思うけど。

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赤・青・黄色の「ニッキ水」というものを、駐車場にある売店で売ってました。 このはっきりした色が印象的です。
東京でも駄菓子屋に行けばありそうだけど、私は初めて見たような気がします。



■ おおず赤煉瓦館

おおず赤煉瓦館は、100年ちょっと前に銀行として建てられたレンガ造りの建物で、今は物産品販売や資料館になってます。

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■ ポコペン横丁

町おこし施設で、屋外に車やホーロー看板をディスプレイし、昭和30年代の雰囲気を再現しています。ここは、守衛さんがいるような門があるわけでもなく、入場無料で自由に入れます。 町を歩いてるとき、角を曲がっただけのつもりで、この施設について何も知らないまま中に入ったもんだから、タイムスリップしたような不思議な感覚に陥りました。
日曜日には、「ベーゴマ」「ミニカー」など、懐かしいものがあるお店が営業するようです。

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- エントランス -

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- 屋外展示 -

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- 屋外展示 -

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- 昭和の酒屋・PAブース -

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- 商店町(閉店中)と思ひ出倉庫 -



ソネブロで、私が三人目さん、夢さくらさんが、きれいな風景を見せてくれている冨士山公園にも行くつもりでしたが、「フジサンコウエン」でカーナビ検索できず行けませんでした。 帰ってから、地図で場所を確認したら、山への道は細いクネクネ道。 旅行10日目で運転に疲れてたから、ナビが道を探しても、あの道だと行かなかったかもしれません。

おはなはん通り周辺では、食事したくなるお店がいくつかありました。 旬の弁当か油屋のカレーを食べたかったけど、ランチタイムにはまだ早くどっちも準備中。 次の内子に向かいました。

続きます。

タグ:大洲 愛媛
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せとうち車旅 - 八幡浜チャンポン [愛媛]

 
旅行は10日目。 この日の移動は八幡浜から大洲と内子を通って松山です。 朝食は「八幡浜チャンポン」でした。



前の日の夕食をチャンポンにするか居酒屋にするか考えた時、夕食は魚、チャンポンは朝食にと決めたんだけど、朝になってみるとチャンポンを朝食にする気分じゃない。 まあ、そうなるような気もしてたんだけど。

というものの、 八幡浜チャンポンは、2年前の88箇所巡礼の時に食べそこね、今回の旅行で楽しみにしていたことの1つ。 八幡浜には、次いつ来れるかもわからないし、心残りをそのままにできない。 そんなこと考えながら、早朝から営業しているお店に行きました。



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長崎中華街のチャンポンをイメージしてたけど、そうとう違いました。
近所の定食屋のメニューの1つにあるラーメンって感じです。

具は、油あげ・キャベツ・もやし・かまぼこ・肉。

八幡浜チャンポンは人気のようで、定食店、洋食屋、寿司屋、居酒屋など、50店以上で八幡浜チャンポンを提供しています。 そして休日ともなるとこれを目的とした松山からのバスツアーがあるとか。 いくつかのお店を食べ歩きしたい人向けに、ハーフサイズを用意してるお店もあるそうです。



前回の四国旅行で心残りだった八幡浜チャンポンを食べ、ホテルに戻り松山に向けて出発 !!

続きます。

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せとうち車旅 - 八幡浜の夜 [愛媛]

 
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行9日目(9月11日)。 大分県から愛媛県にフェリーで渡った最初の宿泊地は八幡浜でした。
2年前に四国88箇所を回った時は、八幡浜ちゃんぽんに興味を持ちながらも、ここには札所がなく札所間のルートからも外れてことから、通ることもなく過ぎたところです。



夜は居酒屋さんに行きました。 八幡浜では前回食べ損ねたチャンポンに行くことが必須だったけど、せっかくの八幡浜。 魚にするかチャンポンにするか迷いました。

でも、思いがけないひらめきで問題解決。
八幡浜チャンポン、これを目当てに観光客が来るほど人気で、地域も力を入れてるなら、朝から営業してるところがあるのでは? と思い調べてみると、早朝から営業している店がありました。
これで「いつか行くぞ」と2年間思ってたチャンポンも食べられるし、八幡浜では魚が食べられる。

お店は市内をブラブラ歩いて適当な居酒屋に入りました。



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地物中心の刺身。

今回の旅行で、何回目だろ。
(旅行中は意識なかったけど、帰ってからブログ書いてて「多いなあ」と思った)

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焼き物

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ほおたれ(鰯)は天ぷらで。

2年前、宇和島で食べた刺身が忘れられなかったので、これはちょっと残念なことでした。

商店街がさみしいね、なんて話をお店でしたら、八幡浜は伊方原発が近くにあり、その関連の出張で潤ってたところがあったそうです。ところが原発が停止してからは、その人たちが来なくなり街の寂しさが増したとか。
でも、原発動かしてほしいなんて、話はなかったな。まあ、お店やってる人が、賛否ある政治の話を客相手にするわけないか。



市内のアーケード、長いのが縦横にあるんだけど、ここも他の地方都市と同様、歩いている人が少なくさみしいものでした。 写真は食事の前に撮ったので、夜6時過ぎだと思います。

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日本、これでいいんだろうか。

それに、地方の活力が失われてるのは、かつての商店街だけじゃない。他の産業も同じような気がする。

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さみしい商店街を見た重い気持ちの中で、一服の清涼感。

夜だったんでね。 このかわいい服を着た人は見かけなかったけど。



商店街有志の集まりが主催した、「24年 銀座おもしろ川柳」。
アーケード街のところどころの柱に貼ってありました。

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大賞が別のところに張り出されてましたが、私が大賞以上に面白かったのはこれ !!

120911_184516_r1128_280b.jpg政治活動ポスターの横に貼られてる。
偶然にしては、するどい組み合わせ。

でも、よくよくポスターを見ると、この人は政権政党じゃないので、たぶん隣に貼ってある川柳が意図する対象とは違うはず。

ポスターには他政党のネガティブなことは書かないもんだし、そう考えると、この川柳はポスターの議員さんへの応援か? とも思えなくもないですね。 どうなんだろ。


※ 写真は八幡浜の風景としてブログで紹介しています。そのうちポスターについては周囲の様子との兼ね合いを考慮し、内容の一部をマスクしています。
※ 写真撮影日および当記事公開日とも、公職選挙法による選挙期間には該当しません。




臼杵石仏から始まり、豊後水道を渡って八幡浜まで、忙しい1日でした。

続きます。

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せとうち車旅 - 佐田岬 [愛媛]

   
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- 岬へ向かう途中の風力発電所 -

佐賀関からのフェリーは、佐田岬半島の先端付近の三崎港に着きます。ここから、この日の宿の八幡浜まで40kmくらい。時間の余裕があったので、八幡浜と反対になる、佐田岬の先端に向かいました。

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- 岬へ向かう途中 -

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- 岬へ向かう途中 -

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- 岬手前の駐車場 -

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- 岬手前の駐車場 -



岬まで車で行けるかと思ってたけど、駐車場があるのは1.8km手前。 歩かないと先端まで行けません。遅くなるので、岬まで行くのはあきらめ、八幡浜に向かいました。

続きます。

タグ:愛媛 佐多岬
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せとうち車旅 - 佐賀関から愛媛県に渡る [大分]

 
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< 佐賀関 - 国道九四フェリー乗り場 >

やっと、この時がやってきた。 今回の旅行で、最も楽しみにしていたイベント、大分県の佐賀関から愛媛県の三崎港へフェリーで渡ります。 長い距離を無事に走り続けてくれたアスリートも、ここの移動はひとやすみ。



九州・四国に住んでる人にしてみると、九州四国間に便利なフェリーがあることは、周知のことかもしれないけど、関東に住んでいると、九州・四国間が案外近くて、フェリーが1時間おきに行き来していることを知ってる人はあまりいないように思います。

今回の旅行は、当初しまなみ海道を通って愛媛県内だけを考えていて、今治から松山、内子、大洲、八幡浜と行ったあと、引き返すつもりでした。 でも、地図を見てる時に豊後水道が狭いことや、フェリーが就航していることを知り、それなら渡ってみようかと。
帰りのことを考えて、コースは逆に、大分を先にしたけどね。



大分県 - 愛媛県のフェリーは、いくつかルートがあって、大分県側佐賀関から愛媛県側三崎港へのルートと、大分県側の別府・大分・臼杵のそれぞれの港から愛媛県側八幡浜へのルートがありました。
所用時間と運賃は、距離の短い佐賀関-三崎港が最安で、70分、8,500円(5m以内の車両)、他は3時間弱で12,000円~13.000円くらいでした。

観光客としては、関サバ、関アジで有名な佐賀関がどんなところか、見ておきたいし、佐田岬にも行っておきたい。しかも乗船が短時間で安い佐賀関-三崎港のフェリーで渡ることにしました。



乗船券を買って、出発まで待ってると、自分たちの乗る船が入ってきました。

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定刻に出発。
さようなら九州。

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この日、臼杵石仏に行った朝のうちは曇ってたけど、昼くらいから晴天に。海の景色は晴れないとね。
楽しみにしていた豊後水道のフェリー、この時は晴れてほしいと思ってたので、ホントに良かった。

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愛媛県への上陸が近づいてきた。 写真は佐田岬半島と佐田岬灯台。

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船内の様子。フェリーは車も乗客も少なく、くつろげました。

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フェリーに乗る前、カーナビで佐賀関から自宅まで陸路で検索したら、何と 1,295km。 これが、三崎港についてからだと、955km。 (iphoneのナビタイムだと、それぞれ1,187km → 935km)
カーナビとiphoneの違いが大きすぎるのは謎だけど、どっちが正しいにしろ大分-東京間は四国へ渡るフェリーを使うと大幅短縮。このフェリーは便利ですね。

続きます。
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せとうち車旅 - 臼杵市街 [大分]


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- 臼杵市 二王座 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行9日目(9月11日)。 臼杵石仏に行った後は、大分県最後での訪問地、臼杵市街地に行きました。 ここは、今回の旅行で自宅から最も遠い土地になりました。

臼杵は石仏ばかりが有名だけど、市街地はきれいな城下町でした。城と武家屋敷のある町から受ける印象は、規模は違うけど松江市と似ていたように思います。
臼杵城は、キリシタン大名大友宗麟が1563年に築城し、その後稲葉家15代の居城になったそうです。


臼杵市街 (二王座周辺)


臼杵市街は臼杵城や稲葉家の武家屋敷などが史跡になってるけど、時間がなくてそこには行かず、中心付近だけを歩きました。

石段と土壁のある建物が並ぶ「二王座」。 臼杵を代表する景観の1つです。

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臼杵では、重要文化財の三重塔を持つ龍原寺が有名みたいですが、二王座には東西にたくさんのお寺がありました。 (この記事のアップ時に「五重塔」と誤記載してました。失礼しました。)

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- 龍原寺 -

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- 大橋寺 -



■ 臼杵の商店街

臼杵の商店街は石畳が整備されていて、歴史ある感じのお店の建物と合わせ懐かしい雰囲気でした。
教会のような建物は「サーラ・デ・うすき」というらしく、この中に観光案内所がありました。 この建物には、他に研修所などもあったので、公民館のようなものだと思います。

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ランチは箱寿司


臼杵市街を歩いてると、昼になったので、ランチのお店を探しました。

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観光案内所で配ってるパンフレットをもとに、最初に通ったのが「うさぎ茶屋」。ガイドブックにも出ている有名店のようです。

そばの具にトラフグの皮を使ってる「ふぐのかわそば」が名物。残念なことに定休日でした。

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パンフレットには出てなくて、たまたま前を通った「矢車寿し」

提灯に 「臼杵名物 箱寿司」と書いてある。 箱寿司は、アナゴとアジがあるみたい。

観光案内所に戻って「臼杵名物 箱寿司ってどんなの?」と聞いても、そこの職員さん、お寿司屋さんがあることは知ってても「箱寿司」のことは知らない。お寿司屋さんとは、目と鼻の先なのに。


臼杵にあるお寿司屋さんで、箱寿司を出してる店が他にもあるから「臼杵名物」なんじゃないかな。観光案内所の人も知らない名物とは、「自称名物」だななんて、その時は思ったけどね。
でも、京都の八つ橋や京つけものはいろんな会社が作ってるけど、伊勢名物 赤福は1つの会社が作ってる。 「名物」は必ずしも地域で広く販売されてるものでなくてもいいのかもしれない。



「矢車寿し」も「箱寿司」も、ガイドブックや地元の観光パンフレットに出てないけど、そんな謙虚さ? が気に入って、ここで昼食にしました。

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名物 「あなごの箱寿司」

注文したの、アジのつもりだったんだけどね。大将が間違えたんだけどね。こっちのほうがオススメみたいだし、おいしかったからいいかな。

120911_124132_r1018.jpg好物のイカ刺も注文しました。新しいイカは文句なくうまいです。

今回、ここまでの旅行で、広島、下関、大分とイカ刺を食べたけど、どこもスミイカを置いてないんですよね。
とれるはずなんだけどね。
スルメがまずいってことじゃなく、意外だっただけのことなんだけど。

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ニギリも数貫。
アジは関アジじゃないけど地物。 関アジは地元でも、高価なんだとか。でもまあ、普通に考えて、観光客が関アジ、関サバを目当てに次々と訪れるような店じゃなきゃ、そんなタネは入れられないよね。
観光客をメインにしているお店は、僕らハナシのネタに行くことはあっても、食事目的では行かないから、どっちみち今回の旅行で関アジには縁がなかったってことか。

関アジ、関サバは東京でも食べられる。 臼杵にあって地物中心のこのお店、おいしく満足でした。



これで、大分旅行は終了。 フェリーに乗るため、佐賀関に向かいます。

続きます。
タグ:臼杵 大分
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