せとうち車旅 - 尾道の渡船と向島高見山 [山陽]
- 向島 高見山 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
福山での連泊の中日、備後一の宮の2社に行った後は、尾道に戻り向島に行きました。
国道2号線尾道バイパスから向島に行くには、しまなみ海道に入って新瀬戸大橋を渡るのが便利だけど、使ってみたい交通機関があり、一旦尾道駅に向かいました。
■ 向島へ行くには渡船が便利
使ってみたい交通機関は尾道 - 向島間の渡船。 昼食の時に、海辺を歩いてて見つけました。
フェリーを使う時、普通だったら、船の時刻に合わせて港に行って、車検証を持って乗船手続きをし、乗船時間まで長い時間待つのが普通だけど、ここのフェリーはこの3つとも不要。
なんたって、船の時刻は決まってなくて、運行時間内はピストン輸送している。 私が乗った時は、たまたまだけど往復とも船へ乗船してる時で待ち時間はなし。
そして何より、フェリーとしてはありえない安さ !!
乗船券を買う窓口はなく、人も自転車も車も乗船手続などしないまま桟橋で待ってます。尾道・向島間には他に2社の渡船があるようです。
入口にある驚異の料金と運行時間の看板
大人 60円
子供 30円
自転車 10円(運転者別)
バイク 20円(運転者別)
車 ~3m 80円(運転者込)
~4m 90円(運転者込)
~5m 100円(運転者込)
5m以内の車の運賃から、大人運賃を引くと40円。 車1台40円 !?
本当かなあ?
危なくないのかな?
車に塩水被ったりしないか? なんて思ったりしたけど。
営業時間は、始発 6時、終便 22:10。 その関は頻繁に運行だそうです。
5m以内の車で同乗者が1名いると、160円になって、尾道大橋(150円)より10円高くなるけど、駅の近くからだとこっちが断然便利。
渡船の航路を、千光寺公園から撮った写真で確認してみます。
向島側は森の左下あたりに桟橋があり、ほぼまっすぐ真下に尾道側の桟橋があります。
川ぐらいの幅の水路を、船の向きも変えずピストン往復してる。
ZOOMするとこんな感じ。
距離の短さが、安さの秘密か?
船に乗ると、乗務員さんが集金に回ってきます。
料金表の通りとはいえ、車と乗員2名で160円だったのは、なんだか嬉しかった。
隣を航行してた、同業渡船会社の船。
基本的に生活航路のようで、地元の車、地元の人が多かったと思います。
帰りも福本渡船。
2分~3分で対岸に着くので、車から出ても、ゆっくり風景を楽しんだり写真を撮ったりはできません。 自転車通学の高校生も、自転車に乗ったまま到着を待ってます。
■ 向島 - 高見山
高見山には展望台があり、上がった時は見事な眺望に息を飲みました。
いや、すごい。 この場所を教えてくれたお好み焼き屋さんに感謝です。
- 四国(南)方面 -
- 田島・鞆の浦(東)方面 -
- 四国(南)方面 -
- 三原(西)方面 -
長かった瀬戸内旅行では、ここが最後の訪問地。 高見山の景色、驚きの渡船、お昼に行ったお好み焼き屋さん、尾道は楽しい思い出の町になりました。
翌朝から東京に向け出発です。 まずは静岡県の掛川まで。
もう少しだけ続きます。
せとうち車旅 - 備後一の宮 [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
尾道で食事をしたあとは、備後一の宮の2つの神社に行きました。
両方とも福山市にある神社だけど、福塩線で府中市に近いのどかなところで、周囲は山に囲まれています、
■ 吉備津神社
備後一の宮 吉備津神社は大吉備津彦大神を主祭神とする福山市にある神社です。 「吉備津神社」と聞くと、岡山市にある備中一の宮の吉備津神社が有名で、私は行くことを決めるまで混同してました。
ここは、岡山市の吉備津神社からの分祀と伝えられているそうです。
- 上随神門と神楽殿 -
- 拝殿と本殿 -
- 拝殿と本殿 -
- 本殿 -
- 本殿 -
■ 素盞嗚神社
素盞嗚神社も備後一の宮で、素盞嗚尊を主祭神としています。吉備津神社から車で5分くらい。
参拝者は少なく社殿も質素。 近所の人の遊び場になってるようで、自転車の練習にきた親子や高校生カップルがのんびりと過ごしていました。
- 随神門から舞殿 -
- 拝殿 -
- 舞殿 -
- 舞殿 -
このあと、再び尾道に戻ります。 向島の高見山に行くためです。
続きます。
せとうち車旅 -尾道 お寺と昼ごはん [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
今回は尾道の続きです。
尾道は坂と寺の町。 お寺のお堂や塔が散在し海も見える、楽しい散策コースです。
駅に近い持光寺から海龍寺までの2kmの間に、約20のお寺があり、 また「尾道七仏巡り」として、持光寺を起点とした7寺を巡礼するための朱印帳もあります。
私たちも「尾道七仏巡り」に参加することにしました。 千光寺から山を下りると、最初にあるお寺は天寧寺。 尾道七仏巡りの札所の1つだけど、ここは最初から打っていこうとスタート地点になる持光寺に向かいました。
石畳と白壁、黒塀、港町にはネコ。 尾道の散策は楽しいです。
- 宝土寺から向島 -
- 光明寺 -
- 持光寺 -
持光寺に着いたのが昼前。 ここから「尾道七仏巡り」スタートするんだけど、一旦、駅前の商店街で昼食することにしました。食事のお店を探すと言いながら、フラフラと海辺へ。
対岸は向島。 晴れた日の海を見るのは気持ちいい。
それで、昼食。
尾道だったら、お好み焼きかラーメンか。
だけど、 「尾道ラーメン」がそうなのかは知らないけど、人気のラーメン屋さんは、スープが濃すぎて好みじゃないことが多いんだ。 もうトシだから。
それに、ご当地ラーメンっていっぱいあるけど、まあ、それぞれ言い分というかセールスポイントがあるみたいだけど、実際のところその土地で食べなきゃいけないほど違うのか?
僕は昔からある中華屋のラーメン(関東風醤油)と、モヤシたくさんの札幌味噌ラーメンと、細麺トンコツの九州ラーメンの3種類だけあればいいんだけどね。
お昼はお好み焼きにしました。
NHKの朝ドラで舞台となったお店もあるようだけど、そうゆうお店はパス。 駐車場でもらった「尾道ぐるめマップなるパンフレットにも載ってるようなお店もパス。 海辺のお店に入りました。
写真のお好みは2つ注文して、シェアした状態です。
うまかったです。
「尾道〇〇」、この地で〇〇に入るのは、「お好み焼き」でしょう。
お店はの大将は一見では難しそうな人かなって思ったけど、話し始めるとメチャクチャ気さくで明るい。
いやーおもしろかったです。お店にいる間はずっと話してて、お好み食べただけなのに2時間近くいたんじゃないかな。夕食に時間がかかっても寝る時間が遅くなるだけのことだけど、ランチのお好み焼きで2時間もかかってしまうのは誤算で、このあとの予定は大幅に変更。 「尾道七仏巡り」や「猫の細道」が流れてしまいました。 でも、楽しい時間でした。尾道に行くことがあったら、また寄ると思います。
尾道の情報も、ちゃんとゲットして、このあと行ったアイスクリーム屋さんや、瀬戸内の眺めがいい向島の展望台(高見山)のことを聞き出しました。
お好み焼き屋さんで聞いたアイスクリーム屋さん。
おいしかったし、店員さんもかわいらしくて超ストライクの店でした。
尾道には瀬戸田のジェラート屋さんの支店もあるようです。
このあと、備後一宮の「吉備津神社」と「素盞嗚神社」に行きました。この2社は福山市の山側。
尾道七仏巡りや向島(高見山)にまず行きたかったけど、そうしたら神社に着くのは夜になってしまう。 当初の予定を優先させて、神社に向かいます。
続きます。
せとうち車旅 - 尾道 千光寺公園 [山陽]
旅行13日目。 瀬戸内海に、またもすばらしい眺めのところがありました。
尾道駅の近く、ロープウェーを上がったところにある、千光寺公園です。
千光寺公園には展望台がありました。
細い水道は川ではなく海。 向こう側は、尾道側からしまなみ海道を通った時の、最初の島「向島」です。島の向こう側には海、さらにその先には四国の山々も見えます。
- 四国(南)方向 -
- 尾道駅・向島(南)方向 -
- 三原(西)方向 -
- 尾道大橋(東)方向 -
9月の3連休だったこともあり、千光寺はたくさんの観光客が来ていました。
- 鐘楼 -
- くさり山 -
尾道駅から東に2kmくらいの範囲で、お寺が散在しています。 千光寺から山を下ると、最初にあるのが天寧寺の三重塔。 このあたりは、まだ眺めがいい。
- 天寧寺 三重塔と尾道大橋 -
この日の天気予報は、午前中が晴れ、昼から曇りだったけど、1日中晴れてくれました。 気持ちよかったです。 海の見える景色は晴れてくれないとね。
このあとは、駅前からの商店街や、海辺に行きました。
続きます。
せとうち車旅 -福山ゴハン [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
東京を出発してから12日目。 いろいろな町に立ち寄りながらしまなみ海道で福山に到着。 これで、瀬戸内海の半周しました。
福山では2泊しました。 今日は、2泊分の夕食ネタです。
■ 福山1泊目はお寿司屋さん
福山市での1泊目。 ホテルでもらった、飲食店の地図をもとに、市内をフラフラと歩き、お寿司屋さんに入りました。
この旅行、最後の刺身。
大将におまかせにしましたが、いいものを選んでくれました。
お寿司も数貫。
ここのお店では、ちょっと珍しい包丁使いが見れました。
最初、何してんのかな? って思ったことなんだけど、包丁を、まな板と水平方向に激しく前後させて、何かをスライスしてる。 何というか、忍者が手裏剣をシュシュシュシュって感じで連続で投げてるような感じ。
で、何を切ってるかというと、生姜(ガリ)。
壺のようなものの中に、丸い生姜が入っていて、客に出すときにそれをまな板の上に置き、包丁はまな板に向け縦に下すんじゃなく、横向きにシュバシュバって切ってる。
塊の生姜を使い、客に出す直前にスライスするこだわり。
刺身とお寿司もおいしくて、いいお店でした。
■ 福山2泊目はイタリアン
福山2泊目の食事は、前の日に街を歩いてるときに見つけた、感じがよさそうなイタリアン。
ここ、値段はそんなに安くはないのに、いいモノ食べてる感じがしなかったんだよね。見た目はともかく、内容がね。金メッキ、銀メッキの宝飾品みたいな感じ。さみしかった。
せとうち旅行では最終となるこの夜の食事、満足してシメとしたかったところだけど、イマイチ納得できないで終わりました。 まあ、お店がどうこうじゃなく、自分と合わなかっただけのことなんだけどね。
福山2泊の中日は、尾道に行きました。
続きます。
せとうち車旅 - 鞆の浦 [山陽]
- 内海大橋 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行12日目は、今治から福山までの移動。 しまなみ海道を渡りきった後は、福山市内に直行せず鞆の浦に寄ることにしました。。
上の写真は、尾道から鞆の浦へ向かう途中の海の景色。 晴れてはいたけど、水平線付近には薄く雲のある微妙な天気だったので、この陽の高さにしては、夕暮れのような雰囲気。 遠くに見える橋がきれいでした。
今回の旅行では、宿は事前に決めていたけど、途中の立ち寄り先のほとんどは、現地で調達したパンフレットやガイドブックを参考に、前の日の夕食時に考えてました。
ただ、旅先ではネットで自由に情報収取できるわけでもなく、翌日の訪問地のパンフレットが十分に揃うわけではないので、その時知ってれば自分にとってツボになるようなところでも、あまり聞いたことがないとか、車で行くのに遠回りだったりすると、深く考えずパスしてました。逆に観光地として何となく聞いたことのあるところには、すぐ飛びついてしまう。
■ 鞆の浦
「鞆の浦」は飛びついた場所。
でも、そこに何があるのか、知らずに行くのは無理があったようで、着けば観光案内所か案内板みたいなものがあると思って向かったけど、近くに着いてもどこに行けばいいのかよくわからない。
道が細くなり、一方通行も増えて進む方向も限られ、後ろから車が来てるから止めて周囲の確認もできない。 成行きにまかせて進むしかなくなって、しばらくすると駐車場があった。
案内所も案内板もないけど、「なんとなく、このあたりだな~」
車を降り、携帯にナビさせて海辺へ。
写真は弁天島。
いちおう青空だけど、ここからだと太陽は陸に沈む。 夕陽は見れなかった。
あまり時間がなかったけど、町も少し歩いた。
せめてパンフレットくらい持ってれば、もっとあちこち行けたけど、この日は駐車場の周囲だけ。
海の景色がきれいだったのは、鞆の浦よりも内海大橋の見えるあたりでした。
内海大橋は、福山市の本州と田島を結ぶ橋のようです。 この橋を渡って、この風景の中に入ってみたくなりました。 この後は福山駅近くのホテルまで移動。
続きます。
せとうち車旅 - しまなみ海道 (生口島・因島) [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行12日目は、今治から福山まで、しまなみ海道の途中の島に立ち寄りながら移動しています。
今回の記事は、「生口島」と「因島」。 昨日まで、途中立ち寄った島は3つと書いてましたが4つの間違いでした。 「大島」 「大三島」 「生口島」 「因島」です。
大三島から橋を1つ渡ると、生口島。 この島から広島県です。
生口島のICを出る前に、ここで休憩。
軽食コーナーには、尾道ラーメンがありました。
国が変わりましたね。
■ シトラスパーク瀬戸田
生口島で最初に行った、シトラスパーク瀬戸田。
写真の建物の向こう側が斜面になっていて、柑橘系植物の畑が広がってるはず。
でもここ、営業してるのかな?
と不安に思うくらい、駐車場やゲート付近に観光客やスタッフさんが見当たらない。
シーズンオフで閑散としてるのかな。 梅園に夏に行ってしまったような。
そんなことも考え始め、入らず引き返しました。
■ 耕三寺
生口島での2か所目は耕三寺。 このお寺は比較的新しい設立で、昭和に入ってからのようです。
そんな新しいお寺だけど、境内には17件の堂塔があり、うち15件が登録有形文化財。 それぞれ京都御所・紫宸殿の御門、西院伽藍(楼門・回廊)、新薬師寺鐘楼など、国内の有名建築物を模して建てたそうです。
また、創設者の収集した仏像が多数あり、重要文化財も20件近くあります。
なんだか、すごいところですよね。
何がスゴイかは、人によって感じ方が違うかもしれないけど。
この門をくぐったところに、チケット売り場があって、その先は有料。1,200円
ここはお寺全体が博物館になってます。
重要文化財の数にひかれて、ここまで来たけど、こんなピカピカな門が第一印象じゃねえ。
入口の説明を読むと、大正・昭和の実業家、金本福松(のちに「耕三寺耕三」と改名)って人が創立したみたい。日本の代表的な建築物を模した数々の堂塔も、買い集めた重文の仏像も、成金の成果物かと思うと、さらに興味がそがれ、ここも入らず駐車場にUターン。
前に日比谷の出光美術館に行ってから、コレクション自慢の美術館は楽しくないんだよね。 「創立家は偉大」みたいなことが書いてあるパネルがたくさんあったり。 いや、ここもそうなのかは、入ってないからわからないけど。 京橋のブリヂストン美術館とか、そんな印象を与えないんだけどね。
耕三寺の周囲には、商店街もありました。
ここの商店街は小さいけど、愛媛県側の島に商店街はなかった。
広島県に入ってからの島は、大型ショッピングセンターもあるし、開発されてる印象です。
生口島に来る観光客には定番の「ドルチェ」本店。
カフェで休憩しようと思ってた頃に、前の道を通りました。
席からは海が見えます。
■ 因島水軍城
生口島から橋を1つ渡って因島へ。 ここでは、因島水軍城へ行きました。
小高い丘に建つ城の様子から、村上水軍の三家の1つが、ここに居城を構えていたような印象を受けますが、もともと村上家の城が、この場所こにあったわけではないそうです。
ここは、昭和58年に建設した「因島水軍城」という名の資料館です。
丘の上には櫓と資料館の建物があります。
しまなみ海道の島めぐりは、因島で終了。橋を渡った後は、鞆の浦を通ってこの日の宿泊地の福山へ向かいました。 ただ、この時は予定してなかったんだけど、翌日もまた、しまなみの島にやってきます。
続きます。
せとうち車旅 - 唐戸市場と関門橋 [山陽]
- 関門橋 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
上の写真は、関門海峡にかかる関門橋を、本州側の壇ノ浦PAから撮ったものです。
そして、関門橋を渡れば、いよいよ九州。 旅行6日目は、下関から大分県の豊後高田まで移動しました。
でも、この日の朝、唐戸市場に行ったので、その様子から。
■ 唐戸市場
ホテルが唐戸だったので、市場には2回行きました。
1回目は宿泊日にチェックインしたあとの夕方。数台のトラックが市場内に入り、荷卸ししてたけど、人はほとんどいないし暗くて活気がない。この時間が営業時間外であることは明らかでした。
2回目はチェックアウトの前。
朝5時頃に目が覚めたので、起き抜けで行ってみました。そこは前夜とは同じ場所とは思えないくらい、活気に満ちたスペースでした。
市場内の通路に観光客があふれてる写真を見たことがあるけど、私がいた5時から7時くらいは観光客や一般人はあまりいなくて、お店の人の買い付けが多かったように思います。
京都の錦や金沢の近江町のような個人客相手のお店とは明らかに違い、築地の仲卸エリアのような感じ。水をぶちまけたりしてるので、靴が濡れる覚悟が必要です。
築地場内だとターレー(電動の台車)が偉そうに走ってて、歩行者の方がよけないといけなかったり、全体的に一般人が入ってくるのをあまり歓迎されていない雰囲気もあるんだけど、ここはそんなことはない印象でした。 といっても、買い物をするわけではない観光客に、仲卸の人から何かを売ろうと声がかかるわけでもありません。
自宅が近くにあるとか調理できる状況で、いろいろ見ては何を作るか考え買い物ができれば、もっと楽しいんだけどね。
下関といえばフグ。前に出張でこの街に滞在したとき、よく行ったスーパーの鮮魚コーナーで、クサフグをスチロールのトレイ山盛りで売ってました。 その記憶から、市場ではトラフグをはじめいろんなフグの取扱がたくさんあるのかと思ってたけど、扱ってる卸はあまりなかったように思います。
サザエはいくつかのお店で山のように売ってました。
「北浦」は下関市の日本海側の漁港のようです。下関は瀬戸内海だけでなく、日本海の魚介類も地物になるんですね。すばらしい。
このあと、ホテルをチェックアウトし、大分の豊後高田に向け出発しました。
続きます。
せとうち車旅 - 下関の夜 [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行5日目の宿泊地は下関。夕食は大阪の夜と同様、ここに単身赴任している以前同じ職場にいた人とでした。
あまり飲まない人だけど、接待が多いのでお店も知ってるはず。
この人からも、前日にメールが届きました。どんなお店に行くのか、自分から聞いたわけじゃないのに、大阪でも下関でも確認されるとは、よほど面倒な人って思われてるんだろか。
チェーン居酒屋だけど、生簀のイカがおいしいお店があります。どうでしょう?
「おお !! イカは大好きだ !! 」 だけど、私が好きではないものも入ってる。
「チェーン店は行きたくない」「生簀の魚は食べたくない」、なんてワガママなことを返信。
ワガママも言ってみるもの。最初のオファーとは別のお店をとってくれました。
カウンター10席、小上り3卓くらいの居酒屋。カウンター前の冷蔵庫に魚がたくさん入ってて、自分には超ストライクでした。
このくらいのキャパで、大将が料理してるお店が、私は好きです。
今年の初松茸。
冷蔵庫の魚介類は、地物を中心に、種類も量も豊富。
流行ってるお店だからできること。
旅行5日目も、昼の観光に加え、このお店でまたも完璧な1日になりました。
(続きます)
せとうち車旅 - 岩国 錦帯橋とオスプレイ [山陽]
- 錦帯橋と岩国城 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行5日目(9月7日)は、広島から下関へ移動。 途中、宮島に行ったあと、岩国に向かいました。宮島から岩国へは、ナビの表示では約25km。すぐです。
でも、いつものことなんだけど、うちの車に付いてるカーナビ、細い道やクネクネした山道が好きみたい。今回は岩国まで国道2号線を使えばいいのに、途中で山の方に入り、センターラインもない細い道を指示したからね。
ちなみに、そんな道が好きなのはナビだけ。私もクルマ本体も、そんな道は嫌いです。気を使うし、クルマも山道だと急に燃費が悪くなってつらそうだし。
■ 錦帯橋
「錦帯橋は釘を1本も使っていない」と記憶していたので、実際に橋の上に立ち見てみると、鎹(かすがい)はたくさん目に入りました。
「釘は使ってないけど、鎹は使う? それって、どんな意味があるんだ?」と、その時は思ったけど、どうも「釘を使っていない」が誤解で、俗に言われてるだけのようです。
錦帯橋の公式ホームページにも記載がありました。(以下、斜体部分は引用)
「錦帯橋は一本の釘も使わずにできている」と言われることがあります。しかし、現在では、このような表現はしていません。実際にたくさんの釘が使われています。 では、なぜ、釘を使っていないという表現がされたのでしょう?その真相は定かではありません。一説には、アーチ構造の桁を組み上げる工程で、釘を用いることなく、巻金(まきがね)という帯鉄(おびてつ)によって、各部材を束ねて固定しています。これを捉えて、世界的に希な構造を自慢する気持ちも込めて、「釘を一本も使わずに造られた」と、表現したのではないかと思われます。 |
錦帯橋の下を流れる錦川。水底の見える澄んだ川で漁をしてる人がいました。
錦帯橋の周辺は、史跡や整備された公園があります。
- 錦雲閣 -
- 吉幸神社 -
- 錦帯橋西岸 -
■ 岩国城からの景色
ロープウェイを使って、岩国城に登りました。
展望階があって、錦帯橋や岩国市内が一望できます。
岩国市街地の奥に、米軍岩国基地が見えました。
沖縄だと道の駅から嘉手納基地が見えるけど、ここは基地まで遠いので、どんな航空機があるのかとか離着陸の様子は、裸眼では見えません。だけど。。。
双眼鏡が設置されていて、覗いてみると、そこには搬入されたばかりのオスプレイ。10機くらいありました。カメラのズームを最大にして、トリミングしたのが下の写真。奥は海だけど、手前は住宅がたくさんある。
↓ さらにトリミング
宮島と岩国は、広島に住んでいた時に何度か行ったことがあり、下関周辺や途中のどこかに知らないところがあるんじゃないかと、今回の旅行で行くつもりはありませんでした。
朝、思いつきで経由地を変更し、ここには40年ぶりの訪問となったわけですが、青い空の下、厳島神社も錦帯橋もきれいで気持ちいいところでした。行って良かった。
このあと、下関に移動です。