せとうち車旅 - 国東六郷満山 (2) [大分]
- 両子寺 仁王門 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行7日目(9月9日)。 午前中は国東半島の西側(つけ根)付近の磨崖仏を中心に行ったので、午後は半島中心付近のお寺に行きました。
まず目指したのは、両子寺(ふたこじ)。
上の写真は、両子寺の仁王門で、富貴寺の大堂と並び、国東半島の寺社の観光写真によくつかわれているアングルです。
両子寺 (ふたこじ)
両子山の山腹にある両子寺は、六郷満山の中でも特に山奥にありました。広く静かな山寺です。
鬼橋を通ったところにある石段
奥の院に通じる石段
奥の院
本尊は十一面千手観音。建物の半分は、崖の中です。
国東塔
国東半島の寺社には、「国東塔」と呼ばれる宝塔があります。
広い境内には、石仏や国東塔があちこちにありました。
長安寺
長安寺へは、藤原時代の作といわれる、重文の太郎天像、二童子立像を見に来ました。
長安寺の本堂
太郎天像、二童子立像は、この収蔵庫の中。
ここも撮影禁止でした。
天念寺
天念寺は長安寺から4kmくらい。
阿弥陀如来立像(重文)は、駐車場を挟んだ資料館にありました。
無人でしたが、壁のスイッチを押すと、縁起などのビデオが流れます。
長岩屋川にある岩に彫られている川中不動。
無動寺 (身濯神社)
天念寺から5kmくらい。ナビはなぜか、豊後高田市街を経由した25kmくらいのコースを案内してました。
なぜだろう。
お寺の写真が残ってない。
石段を上がると、身濯神社(みそぎじんじゃ)
椿堂
ここは猫だらけ。
途中の道が細くてギリギリ。
ホイールこすってしまったよ。
文殊仙寺
六郷満山の最後は文殊仙寺でした。
お寺の名の通り、文殊菩薩を本尊にするお寺です。
奥の院近くにある十六羅漢像。
奥の院(本堂)
山寺らしい、落ち着いた雰囲気でした。
国東半島のお寺や磨崖仏の多くは、国東半島中央にある両子山を中心として放射状にあって、うまくコースを決めないと何度も同じ場所を行ったり来たりすることになります。
ただ、事前に合理的なルートを計画するのも難しいものがあって、放射状の道に点在するポイントをどうやって、最短で一筆書きのように通るか、地図を見れば見るほどうまくまとまらず、また、実際に行ってみると、地図では険しくて通れそうもないような道が、広く近道になってたり、予定通りにはとても事が進みません。
まあ、どのコースが合理的か? なんてことは考えず、時間をかけゆっくり巡るのが、国東はいいと思うけどね。
今回の旅行の六郷満山は文殊仙寺で終了。1日で随分、いろんなところに行きました。
このあとは、大分市に向かいました。途中、大分空港の近くを通ったけど、大分市からは不便なところにあるんですね。
続きます。