両子寺と富貴寺 (国東旅行2) [大分]
- 両子寺 -
2月の国東旅行の続きです。 大分空港から豊後高田に向かう途中、瑠璃光寺の後は両子寺と富貴寺に立ち寄りました。 どちらも、去年の秋に国東に来たとき、特に印象に残ったお寺です。
奥の院は山門から歩いて10分くらい。 建物の半分は崖に埋まってます。
六郷満山のお寺の境内には、あちこちに国東塔があります。
富貴寺は梅が咲いてました。
大堂は存在感があります。
内部の写真は撮れないけど、阿弥陀如来像や側壁画が見事です。
石仏
国東塔と大堂
去年の秋、両子寺と富貴寺に立ち寄ったのは、東京を車で出発し京都や広島、その他のいくつかの都市に立ち寄りながら西に移動していった7日目のことでした。 この時は、「途方もなく遠いところに来てしまった。」って思う気持ちと、不思議な磨崖仏などの存在から、国東半島と六郷満山に秘境のような印象を持ちました。
自分にとって両子寺と富貴寺は、遠い秘境の象徴的なものだったけど、今回は飛行機で移動したために、家を出発した日の昼過ぎに到着。それで、自分の中にあった、秘境の印象が薄れてしまったのは、残念なことでした、
国東旅行 - 1 [大分]
上の写真は、羽田から大分に向かう飛行機の中からの景色です。
1月末で失効するJALのマイルがあって、北海道に行こうかと思ってたんだけど、朝発、夕方戻りの旅行にちょうどいい便は、いろんな日程で見たけど空いてない。
他の場所も考えてるうち、去年の秋に行った国東のお寺で「修正鬼会」 (しゅじょうおにえ)という行事があることがわかり、マイルでの空席もあったので行くことにしました。
「修正鬼会」は、国東のお寺(六郷満山)の重要な行事のようで、去年の国東旅行の際にも、いくつかのお寺で資料が展示してありました。
晴れた日の飛行機からの眺望はすばらしい。 この日、飛行機は富士山の北側を通り名古屋上空を通過するルート。 席は右側だったので、富士山は見れなかったけど、南アルプスや北アルプスの山々がきれいに見えました。
今回の国東旅行は、楽しみにしてることがいくつかありました。
- 豊後高田の「昭和の町」をゆっくり歩く
- 居酒屋で刺身
(去年の秋、大分県では3泊して、寿司屋は入ったけど居酒屋には入ってない) - 時間がなくて行けなかった六郷満山のお寺
- 築市の町並み
- 修正鬼会 - これは当然
修正鬼会は天念寺で、夜6時位から始まります。
昼は昭和の町に行くことにして、空港からは、「瑠璃光寺」「両子寺」「富貴寺」に立ちより、豊後高田に向かうことにしました。
大分空港は国東半島にあるので、六郷満山や宇佐神宮の観光には便利です。 でも、大分市まではバス・タクシーで1時間。 仕事で来る人には不便ですね。
「両子寺」「富貴寺」は昨年も行ってるけど、「瑠璃光寺」は初めてです。
瑠璃光寺の住職さん不在でしたが、奥さんからお寺の事や、六郷満山での修正鬼会について話が聞くことができました。
今では2つのお寺でしか行われていない修正鬼会だけど、かつてはどこのお寺でもあったようで、瑠璃光寺にも当時の写真が保存されてました。
「修正鬼会は松明を使って火の粉が飛ぶので、ダウンジャケットとかじゃないほうがいいよ」ってアドバイスももらったけど、旅行中で替えが用意できないので、その夜はそのまま行きました。 でも、ここで聞いたアドバイスで、ちゃんと対策しとけば良かったって後悔することに。
続きます。
スタバで当たり !! [日々のこと]
コーヒーショップはスターバックスに行くことが多いです。
ドトールやエクセルシオールのコーヒーも好きだけど、分煙が不十分な店が多いし、illyはエスプレッソをお湯で薄めるので好きじゃない。タリーズは自信過剰で出たがりの社長を思い出すと鬱陶しい。
ショートサイズは300円。
ロゴが、くぼみだけのカップがたまにあります。
ある日の午後、2杯目のコーヒーを買うと、なんだかレシートがいつもより長い。
どうしたんだろう?
聞いたら、アンケートに答えるとドリンクがサービスになる当たりレシートなんだそうです。
スタバはほとんど毎日行ってたけど、「あたり」レシートがあることは初めて知りました。
One More (2杯目100円)で当たると、すごくトクした気分に。
普段はドリップしか飲まないけど、何か変わったの飲んでみようかな。
今のオススメ何かありますか?
これは1年くらい前の写真。
シャープと鴻海グループの提携が日経の1面に。 その後、鴻海グループとの提携話は進まなかったけど、つい最近、韓国サムスン電子からの出資が、発表になりました。
今朝のニュースだと、パナソニックの今期赤字は7,000億円で、黒字の医療分野の売却を検討してるとか。
日本を代表する企業がこの状況。
円安になったけど、日本企業の製造業の復活はまだ遠い感じです。
直近の発表では、日本の貿易赤字は過去最悪。経常黒字も半減。
そんな状況でも、TPP参加反対を唱える人たちがいる。
貿易促進の会話に入らない貿易立国は成立するんだろうか?
「何もしなければ、今のまま。 衣食に困らない、変わらず裕福な日本。」
それですむなら簡単なんだけどね。
タグ:スタバ
八戸PR駅弁 [日々のこと]
パソコンのデータを整理してたら、懐かしい駅弁の写真が出てきました。
今から3年くらい前、「美人すぎる市議」として全国的に有名になった八戸市議がいて、その名を冠にした駅弁がありました。
「美人過ぎる〇〇」って日本語表現は、違和感があって好きじゃなかったけど、話題になった弁当がどんなものか興味があったので、東京駅構内の売店で買ってきました。
いちおう書いとくけど、わざわざ美人市議の弁当を買いに行ったんじゃないですよ(笑)
東京駅は毎日使ってたし、昼食は外食か弁当だったので、そんな日々のある日の選択の1つでした。 念のため。
パッケージはこんな感じ。
お弁当なのに「中に写真も入ってます」とは?
おもしろいですね。
ウニを煮たのと、めかぶがパックに入ってます。
あと、食品じゃないけど、議員さんの写真の入った袋。写真がどんなものだったかは、とってないのでわかりません。
2つのパックをゴハンにかけて完成。
弁当は、あまり好みじゃなかったです。 一緒に食べた職場の人も、同意見でした。
会社のカフェテリアに持ち込んだ昼休み、パッケージを見ただけで、他の職員が反応して、忙しい職場に一服の清涼感を与えたのが、他の弁当にはないいいところでした。
議員さんの名前を冠した弁当が、今も売ってるのかどうかはわかりませんが、この弁当を製造・販売してる会社のホームページには出てないですね。
懐古 - 九段下 [東京周辺]
20年~30年くらい前の記憶を頼りに、お茶の水~九段の懐かしい場所を歩いた記録の続き、今回は九段下です。
九段会館
軍の予備役の訓練と宿泊を目的に、昭和9年に落成した建物。 2年後の226事件の時に、戒厳司令部が置かれたり、その4年後に大政翼賛会の結成式があったり、いくつかの政治の舞台にもなってたところです。
戦後は日本遺族会が、ホテルやレストランを運営していて、私は昼食でたまに使ってました。
2年前の震災で死傷者が出たため、営業は中止しています。
午前が研数学館で講義。 午後は九段下の千代田区図書館に行くのが、予備校時代の日課でした。
九段会館の向かって左側に、千代田区役所と図書館がありましたが、その場所はビルの建替中。 役所と図書館は斜め前のビルに移転してました。
九段郵便局
入試の願書もここから出したはず。
ここと、裏の官舎は昔のままだと思います。(郵政民営化で「官舎」ではなくなったかもしれませんが)
九段郵便局の裏に、「若喜旅館」ってビジネス旅館があって、1Fにしゃぶしゃぶ屋さんがあり、ランチでたまに行ってました。
今は駐車場になってます。
お店の人には何かと親切にしてもらったんだけど、移転じゃなく廃業みたいだし、今はどうしてるんだろうって思うことがあります。
拡声器を持った複数のお年寄りから、罵声を毎日浴びせられてる銀行が九段下にありました。
ターゲットは、この場所にあった日本債券信用銀行。
(日本債券信用銀行は、1998年経営破綻し、現在はあおぞら銀行)
その人たちは、終戦前の朝鮮銀行か台湾銀行への預金者のようで、主張は終戦時の両行の清算で十分な返金がなかったので、お金を返せというもの。 日債銀は旧朝鮮銀行の残余財産を資本として設立されたことから、街宣の対象になってたみたい。
(朝鮮銀行は、現在の朝銀ではなく、終戦まで朝鮮半島を拠点としていた日本の銀行)
真実はわからないけど、世間を知らない予備校生には、このような街宣が公然と行われてるのが、あまりに刺激的な光景でした。 日債銀のビルは、建て替えになり、銀行以外の会社がテナントになってました。
太陽神戸銀行の本部があったビル。 くぼみのある特徴的なビルは当時のままだけど、あおぞら銀行の本部になってます。
太陽神戸銀行はその後合併と称号変更により「太陽神戸三井銀行」「さくら銀行」「三井住友銀行」へと変遷しています。
北の丸公園の入口から、九段会館方面です。
白い建物は「昭和館」
戦中・戦後の国民生活について、資料・情報を展示している施設です。
これは当時はなかったと思います。
お茶の水 ~神保町 ~水道橋 ~九段下あたり、金融機関以外は変わってない感じでした。
「さぼうる」や「珈琲館」も、近いうち行ってみようと思ってます。
タグ:九段下