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せとうち車旅 - 道後温泉 [愛媛]

 
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- 道後温泉駅前のカラクリ時計 -

瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。

旅行10日目の宿は、松山の道後温泉です。
温泉地の旅館は料金が高いのと、夕食は居酒屋とか外でしたいので、松山市街地のビジネスホテルを探したんだけど、この日の前後は何か大きな学会があるらしく、市内で空室のあるホテルはほとんどなし。 選択肢はなく道後温泉に泊まることになりました。



■ 道後温泉本館

ホテルにも大浴場があったけど、道後に泊まると行きたくなるのが「道後温泉本館」。 神の湯は2年前に行ったので、今回は霊の湯に入りました。
霊の湯は1,200円から1,500円。神の湯400円と比べると、随分高いけど、この差はタオル、貸浴衣がつき、風呂上りに休憩室が使えお茶とお菓子が出てきます。また、皇族が使う、「又新殿 (ゆうしんでん)」と「坊っちゃんの間」の見学も、入場料に含まれています。
霊の湯の入湯料 1,200円と1,500円の300円の差は、休憩所の場所の違いで、高い方は3Fの個室。安い方は、2Fの広間になります。



私たちは、1,200円コース。 休憩室が広間になるチケットで入りました。
風呂上りに、広間の休憩室に戻ると、お茶とお菓子が出てきます。 風呂上り、のんびりくつろげるようにってことだけど、ここでくつろぐのは簡単じゃありません。 特に女性は。

この広間のお客は、風呂ががりにお茶とお菓子で一服すると、おもむろに立ち上がり、その場所で浴衣を脱ぎ、パンツだけになってズボンや上着を着ます。 入浴時に使った浴衣を、帰る時にこの広間で着替え返却するんですね。 更衣室はありません。(女性用はあります)

広間には若い女性客もいたけど、隣で立ち上がられ顔のすぐ横に股間があっても動揺せず普通にしてました。 これも温泉にマナーの1つか。 でも、それをいいことに、露出症の人が、来ないことを願いたいです。

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帰り支度ができたら、「又新殿 (ゆうしんでん)」と「坊っちゃんの間」の見学です。

又新殿は専用の入口があり、浴槽は御影石。 でもね、御影石の浴槽は、そもそも広くないし、奥と側面の3方が板に囲まれ、圧迫感がありそう。 ここで湯につかっても、温泉らしくのんびりできないんじゃないかなあ。 古墳から発掘された石棺にも見えて怖かったし。 広々した神の湯の方がいいよ。



■ 道後温泉 椿の湯

朝食前に、椿の湯に行きました。 時間が早いし、誰もが行く道後温泉本館と違って空いてるかと思ったけど、お客さんは次々と入って、流しもいっぱい。 混雑してました。

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椿の湯は道後温泉駅から商店街を抜けたところにあります。

写真は夜に撮ったものです。

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泊まったホテルは、部屋にスリッパとは別に雪駄が用意してあり、外湯に行く時はフロントでタオルとシャンプーをセットした湯籠を貸してくれます。 サービスのいいホテルだなあって思ったけど、道後温泉本館に近づくと他のホテルの名前の入った浴衣を着てる人の手にも湯籠が。 そっか、道後温泉の宿はそうなのか !!
でも、これっておもしろい。今まで松山に来て道後温泉本館に日帰りした時は、近くのホテルに泊まってる人が湯籠を持ってることに気が付かなかったけど、わかってしまうと湯籠を持って本館に行くのがステータスのように感じてくる。本当は、なんのステータスもないんだけど。

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ホテルから道後温泉駅までの商店街に、温泉逗留グッズを売ってました。 「雪駄」と「湯かご」。 湯かごは気に入って、買って帰りたくなったけど、家では使い道がなさそうなのでやめました。
でも、今でも通販サイトで見たりして、未練があります。



続きます。

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