讃岐うどん - もり家 (秋のお遍路 #11) [四国88箇所]
<栗林公園>
9月の連休に、四国八十八箇所の最後の札所をまわった「秋のお遍路さん」の続きです。
最終日、小豆島から高松に戻り、空港に向かいましたが、時間もあったので、栗林公園と空港近くの讃岐うどんのお店に寄りました。
栗林公園
小豆島からのフェリーを下船し、空港に向かう道の途中にあります。正直なところ、庭園だけってあんまり興味なかったりしてたんですが、ここはちょっと違ってました。興味ない人でも圧倒される、きれいな庭園です。
南湖
ここも南湖
栗林公園は、ミシュランガイド観光版でも紹介されてるとか。公営だからか入場料も安いし、高松に行くことがあったら、ここはお奨めです。
出発前のわずかな時間に讃岐うどん - もり家
空港に向かう途中、うどんのシメは、やっぱりここだと思って、池上製麺所に立ち寄りました。(他に知らないしね)
しかし、お店に着いてみるとお客さんらしき人は誰もおらず、るみばあさんがお土産の讃岐うどんを売ってます。麺がなくなって、お店は閉店だとか。がっかりして、空港に向かうことにしました。
旅行最後に食べるうどん屋さんのあてもなく空港に向かう途中、レンタカーを返却するために、ガソリンスタンドで給油してた時、スタンドのスタッフさんに、うどんのお奨めのお店を聞いてみました。
そこで教えてもらったのが「もり家」です。193号線から、1km~2kmそれたところにあったので、教えてもらえなければ、行くことはなかったでしょう。
お店はセルフではなく、テーブルに通されお店の人がオーダーを取りにきます。
・大海老釜天
大きな海老が名物のようです。
うどんは問題なくおいしい。
・かけうどん
・かきあげ
・半熟玉子天
かきあげも名物!!
大きくておいしい!!
うどんも天ぷらもおいしいお店。それにお店の人は、てきぱきしてて接客は丁寧です。
休日なのに、あまり待たずに入れたのもラッキーでした。
3日の旅行のシメ、そして毎日食べた讃岐うどんのシメが、このお店で良かったって、思えるお店でした。
もり家
高松市
小豆島のおみやげ (秋のお遍路 #10) [四国88箇所]
9月の連休の旅行で、四国八十八箇所を結願したあとの、、小豆島観光の続きです。
普段、旅行に行ってもお土産はあまり買わないんだけど、今回は醤油・オリーブオイル。佃煮と、いろいろ買って帰りました。
醤油 (マルキン醤油・金両醤油)
醤油屋さんは、草壁港の東側に集まってるようです。帰りの船は草壁港からにして、港の東側に集まっている醤油屋さん2社に行ってきました。
■マルキン醤油
マルキン醤油では、資料館と工場の一部が見学できます。見学には300円かかるんですが、写真に写ってる小さな醤油がお土産についてます。ポン酢も買って帰りました。
■金両醤油
金両醤油は、マルキン醤油に行く途中、歴史ありそうな建物が目に入り興味を持ったので立ち寄ってみました。入り口に掲げてあった案内板によると、本社棟は国から文化財に指定されているとか。
オリーブ (井上誠耕園・小豆島オリーブ園)
小豆島に来たらオリーブ。
オリーブの木と島の自然を見てると、この島のオリーブオイルは、イタリア産のどんなオリーブオイルよりも高品質でおいしいような気がして買って帰りました。(旅行中はそんなものでしょ。きっと)
■井上誠耕園
井上誠耕園は瀬戸内国際芸術祭のガイドブックに出ていたお店です。
オリーブ関連商品の店頭販売のほか、カフェもあるけど、この日はお休み。売店でオリーブオイルやドレッシングを買いました。
■小豆島オリーブ園
小豆島オリーブ園は、所有するオリーブ園の中に「オリーブの原木」のある観光施設です。オリーブ園は道の駅のあるオリーブ公園までつながっていて、どこからが公園なのかはよくわからず、ドイツ風車もどっちに属してるのかよくわかりません。ここでは「オリーブ・コーラ」って、不思議なものを飲みました。
佃煮 (つくだに屋さん)
■つくだに屋さん
佃煮屋さんも草壁港周辺にいくつかありました。立ち寄ったのは、「つくだに屋さん」1社だけ。お店の建物の看板に書かれた絵が印象的でした。
このあと、草壁港から高松に戻りました。
小豆島の昼食 (秋のお遍路 #9) [四国88箇所]
9月の連休に、四国八十八箇所の最後の札所をまわった「秋のお遍路さん」の続きです。
といっても、四国88箇所は2日目に結願したので、最終日の小豆島観光の続きです。
案内所で買った瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドブックは、1,260円しました。
「他の島の会場に行く予定はないし、1,260円は高いな~」とか思ったものの、この本がなければどこにどんな作品が展示してあるか分かりません。
でも、この本は思いがけないことでも役に立ちました。出品作品の解説だけでなく、開催している島々の観光や食事のガイドもついていました。いきあたりばったりで、島に渡った人には、うってつけの本です。
昼食のお店はガイドブックから探しして、土庄港の近くの「マルセ」に行きました。
昼食のお店はガイドブックから探しました。今風のお店も載っていましたが、土庄港の近くの「マルセ」にしました。民宿と食堂を兼営している、昔ながらの港町の食堂の風情です。
「島じまん定食」が人気なんだそうです。
そうめんコースを注文しました。
そうめんに、刺身と佃煮がつきます。
ガイドブックの写真より刺身が少ないような気がしましたが、680円だからね。
名物のそうめんと地魚の刺身。小豆島でいい経験が出来ました。
瀬戸内国際芸術祭の出品作品は、午前中に回ったので、この後は島内観光に出発しました。
民宿・食堂 マルセ
小豆郡土庄町
瀬戸内国際芸術祭 (秋のお遍路 #8) [四国88箇所]
<小豆島の家 - 瀬戸内国際芸術祭>
9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。といっても、札所とは無関係の「瀬戸内国際芸術祭」について書いています。
この秋の香川県内の旅行は、3月から始めた四国88箇所巡礼の結願になることもあって、3日間の日程でゆっくり回るつもりでした。
しかし、予定より早く2日目の午前中に結願したため、3日目は夕方の飛行機の時間まで、まる1日あいてしまいました。
2日目の夜、瀬戸大橋観光と金刀比羅宮参拝から高松市内の宿に帰って、翌日はどこに行こうか考えてました。といっても、思いつくのは「直島」「小豆島」「淡路島」。香川県内では、他にも行ってみるといいところがあるに違いなんだけど、何せ無計画なので、有名な地名しか思いつきません。直島と淡路島はフェリーで行く必要があるようだけど、乗り場もどこかわからない。
前の日のうちに、フェリー乗り場と出航時刻を確認することにしました。
フェリー乗り場はホテルからすぐ着きました。出札場に行ってわかったけど、小豆島に行くフェリー会社は3社あり、それぞれ小豆島内の到着する港が違うようです。
9月の3連休で、きっと観光客は多いはず。船に乗れなくて、帰りの飛行機に遅れるわけにはいきません。窓口で、予約の状況を聞いてみました。
「明日、小豆島を往復したいんですが、予約は必要でしょうか」
「いりません」と即答でした。
直島は混雑していても、小豆島は3連休だろうと、車を乗せられなくなるほど混雑してないそうです。島内のどこの港に着いてもいいんだったら、乗り場に来て次に出る船に乗ればいいってアドバイスももらいました。3社合わせれば、船の便は多いし、予約も不要。お気楽さが気に入って、翌日は小豆島に行くことにしました。
朝の高松港
夕焼けのようにも見えるけど、この日の天気は曇り時々雨でした。
小豆島に来たのは前の夜の思いつき。
観光施設に何があるのか、よくわからないまま、池田港に着きました。この時はこの島で「瀬戸内国際芸術祭」ってイベントが開催されてることも知らなかったんですよね。
地図を見てるうち発見した「中山農村歌舞伎舞台」に行ってみることにしました。
ナビの示す距離が近くなってきて、道の下のほうに変わった建物があることに気が付きました。
これが「中山農村歌舞伎舞台」かな?とも思いましたが、舞台はないし、なんだかできたばかりの建物みたいだし、違うようです。
<小豆島の家>
小豆島の民家ではありません。瀬戸内国際芸術祭への出品作品名です。
モスクのような異様なカタチだけど、山や棚田の周囲と違和感なく存在しています。
建物の近くに「瀬戸内国際芸術祭」の案内所があり、やっとイベントを知りました。
ガイドブックを購入し、この周囲にも作品があることがわかると「24の瞳」も「オリーブ」も後回しにして、歩いて回ってみることにしました。
<森> 写真1
あぜ道にある木に、小鳥の巣箱のようなものが取り付けられ、たくさんの人が覗いています。
<森> 写真2
近寄ってみても、やっぱり鳥の巣箱にしか見えません。
でも、ちゃんと覗けるように、ハシゴがついてます。
<森> 写真3
「狭いところに何かが置いてあるんだろう」ぐらいに思って、巣箱を覗いたら「あっ」って声が出てしまいました。
箱の先が開いていて、その先の景色が見えます。しかも、箱の下半分は鏡になっていて、思いがけず景色が広がってる印象です。
<海を繋ぐもの>
流木と網で作った作品です。
<声なき人々の声>
バリ島の竹笛「スナリ」を模した作品です。棚田の中にあります。
スタッフの自転車
荷台に丸い桶と赤い傘の着いた自転車です。
出品作品の1つ1は、小豆島の自然の中を歩いてる時、偶然に現れたかのように、周囲と調和しています。こんな見せ方もあるんだなあって、感心しました。
こんぴらさん (秋のお遍路 #7) [四国88箇所]
9月の連休に、四国八十八箇所の最後の札所をまわった「秋のお遍路さん」の続きです。
といっても、四国88箇所は結願したので、観光しています。
瀬戸大橋を通って、岡山県の鷲羽山を往復した後は、こんぴらさん(金刀比羅宮)を参拝しました。
近くの札所、善通寺には3月に行ってるんだけど、このときは札所を回ることしか考えてなかったから、立ち寄ると回り道になる、金刀比羅宮は素通り。やっと行くことができました。
こんぴらさん(金刀比羅宮)
車は駅の近くに駐車して、本殿に向かいます。石段の道と、両側にはお店が並んでます。
大門 - 365段
石段を登り「疲れたなあ」って思い始めたころ、見えたのが大門でした。
「着いた!」と思ったけど、それは誤りで、この先も上り坂が続きました。
旭社 - 628段
石段はまだ続きます。
御本宮 - 785段
最後に急な石段があり、御本宮に着きました。
785段の坂を上がった御本宮からの眺めです。
「木馬」と「こんぴら狗」
こんぴら狗のお守りがあって、買って帰りました。
参道入口付近で見つけた「うどん学校」と「うどんタクシー」。
さすが本場!!
でも、こんないろんなとこに「うどん」の文字を入れてしまうほど、うどん好きなのは、地元の人か、観光客か、どっちだろう?
神椿(カフェ)
御本宮からの帰り、途中にあるカフェ「神椿」で休憩しました。敷地内にありますが、資生堂パーラーのお店です。
広い窓から、そのまま外の自然が見えました。
帰り道の休憩にもちょうどいい場所にあり、金刀比羅宮の深い緑の中にいるような気にしてくれるお店でした。
瀬戸大橋 - 与島と鷲羽山 (秋のお遍路 #6) [四国88箇所]
<瀬戸大橋 - 与島PA>
9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。といっても、88番-大窪寺を2日目の午前中に行って、四国88箇所は結願したので、午後は観光しようと、瀬戸大橋を渡って、岡山県の鷲羽山を往復してきました。
瀬戸大橋に入るまで、私の考えてたプラン:
・伯方の塩を買おう!!
・直島で美術館に立ち寄ろう!!
こんな感じで、瀬戸内の島を満喫しようと思ってました。
しかし、伯方の塩で有名な、伯方島は瀬戸大橋ではなく、愛媛-広島の「しまなみ海道」の途中にある島だったし、直島にいたっては高速道路が通っていません。
なんてことだ!!(無計画にも程がある!と自分を責めたけど)
香川県-岡山県を結ぶ瀬戸大橋は、途中の島にICはなく、休憩できるような施設も与島PAだけで、しかも島の一般道には出られないんですよね。せめて、瀬戸内海の島に降りたいと思っても、与島のPAだけじゃね。
干物が並んでるとか、坂と細い道と猫が日向ぼっこしてるような、漁港の景色を見ることができません。
瀬戸大橋で香川-岡山の距離は20kmありません。その距離の短さも意外でした。与島はその中間くらい。あと10km走って、岡山まで行ってみることにしました。
■ 鷲羽山展望台
瀬戸大橋と島が180°くらいのパノラマで、すばらしい景色でした。
■ 田ノ浦港付近
瀬戸大橋からすぐのところにある展望台。
橋はここから見るほうが豪快でした。
このあと、また瀬戸大橋を渡り、金刀比羅宮に行きました。
お遍路2日目 - 札所 (秋のお遍路 #5) [四国88箇所]
<八栗寺にて - カマキリ>
9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。
2日目の昼食で、讃岐うどん屋さんのの記事を書いた後ですが、2日目に巡礼した札所をまとめてみました。
2日目は7時前に高松市内のホテルを出発し、84番-屋島寺からです。
84番-屋島寺
お寺に着いたのは、7時くらい。
早朝の屋島は、すがすがしい。
納経所でお会いした人の、納経帳を見せてもらいました。
重ね印で真っ赤!!
お寺の周囲は遊歩道になっていて、高松市や瀬戸内海の男木島・女木島が見える展望台があります。
85番-八栗寺
八栗寺も山の上。
持っているガイドブックだと、ケーブルーカーを使うことになってたけど、カーナビをセットして指示通りに走っていたら、お寺の近くまで着きました。
以空上人像の頭の上に、カマキリがとまってました。
このカマキリ、本堂に向かう時に見つけたんだけど、帰る時も同じところでじっとしてます。お気に入りの場所なんだろか。
86番-志度寺
87番-長尾寺
88番-大窪寺
3月に始めた四国88箇所。
この札所でいよいよ結願です。
最後に何かクライマックスを感じさせるようなこともなく、これまでの他のお寺と同じように、お札を収め読経しました。
四国88箇所は、これで結願だけど、その後は高野山奥の院に行くようです。
お遍路2日目 - うどん (秋のお遍路 #4) [四国88箇所]
9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。
香川県内を車で移動していると、いろんなところに、うどん屋さんがあることに気が付きます。
メディアに出てるお店は、ほんの一部なんだって思いました。
秋のお遍路2日目の昼は、通りがかったお店に入ってみました。
店内は地元の人が数人。店に入る行列もなく混雑してはいないけど、まあ、行列のあるお店は、メディアやガイドブックの影響が大きかったりするし、土曜日の昼だったら、普通のお店はこんなもの。
ここでも「かけ」と「冷うどん」を注文。
冷うどんは、ドンブリに麺と氷が入ってました。
池上製麺所では、セルフうどん屋さんが初心者だったので、要領がわからず気が付かなかったけど、「いなり」と「おでん」があるのが本場なんですね。
うどんは、本場だけあっておいしかったです。
でも、天ぷらが冷たくてベタベタ。
前の日に揚げたのを、冷蔵庫で保管してて、開店時間になってそのまま出してるみたい。あんまりこだわりないのかな。
うどんがうまくて地元に人にはちゃんと受け入れられてるんだから、そのお店のことを何も知らない一見の観光客が、天ぷらの出来をとやかく言ってはいけません。
天ぷらはイマイチでしたが、うどんはおいしかったので、満足してお店を出ました。うどん良ければすべてよし!!
お遍路1日目 (秋のお遍路 #3) [四国88箇所]
<83番-一宮寺>
12月になりましたが、いまだに9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。
1日目の夕食の記事を書いた後ですが、この日に巡礼した札所をまとめてみました。
高松空港に着いて、最初の札所は、83番-一宮寺、その後で78番-郷照寺から82番-根香寺を回りました。今回、食事の記事はありません。
78番-郷照寺
79番-天皇寺
80番-国分寺
81番-白峯寺
81番、82番は山の中にありました。
白峯寺は少し高い場所にあり、近くの広場からは瀬戸大橋が見えます。
82番-根香寺
83番-一宮寺
一宮寺で絵馬のように掛けられてたお地蔵さん。2体でセットになってて、何だか仲がよさそうに見えます。
高松市 - すし森山 (秋のお遍路 #2) [四国88箇所]
11月下旬になったのに、9月下旬の3連休の、四国八十八箇所巡礼の続きです。
1日目は池上製麺所で昼食にした後は、まじめにお遍路さんを再開し、この日は78番-郷照寺から83番-一宮寺までを回れました。
宿は高松市内で2泊の予定で、1日目は土曜日。居酒屋や寿司屋は、翌日の日曜だと休みが多いような気がしたので、この日のうちにと探しました。
高松の居酒屋や料理屋さんで出している魚は、瀬戸内のものが多いのかな。
店頭に出てる黒板を見ると、カワハギとかスズキをお奨めで出してる店が多かったように思います。残念なことに、魚の中では、あんまり好みじゃないんだよね。
■すし森山
席数の少ない料理屋さんを探したけど、よくわかんなくて、無難な寿司屋さんに入りました。
席に着くと目に入る冷蔵庫の中は、目を見張るものがありました。
丸々と太ったイワシとエビ!!
エビは30gを余裕で超えてたはず。イワシも、太いだけじゃなく黒い斑点がはっきりしてて、とんでもなくおいしそう。他の人が注文したりしないか、目が離せなくなってました。
最初は刺身から。
おいしい!!
けど、頭の中はイワシとエビ。
高松で瀬戸内の魚を使った江戸前の寿司を堪能しました。
昼の池上製麺所に続き、夕食もおいしいお寿司屋さんに行け、この旅行は順調なスタートです。
すし森山
高松市