せとうち車旅 - 宮島と厳島神社 [山陽]
- 大鳥居 -
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行5日目(9月7日)の宿泊地は下関。
もともとの予定では、広島のホテルをチェックアウトし、下関まで直行。下関と門司で観光しようと思ってました。でも、下関は仕事で何度か行ったことがあって、その時の印象から、ここで1日遊ぶのは難しいんじゃないかとも思ってた。
朝、ホテルを出て西広島バイパスを使って山陽道廿日市IC に向かってる時、途中で立ち寄った佐方サービスエリアで、扉に貼ってあった宮島のポスターを見てるうち衝動が起こり、宮島and岩国に立ち寄ることにしました。
宮島まであと少しのところの国道2号線。「宮島行きフェリー駐車場 左折」って看板がありました。左折するとフェリー乗り場や駐車場はなく、なぜか競艇場。間違えて入ってくる人は多いようで、警備員が「またか」って顔しながら、次の角って教えてくれました。車で行く人は、ご注意を。
一旦、2号線に戻り、次の角で左折。
駐車場に近いのは、宮島松大フェリー。広電の関連会社みたいです。
まだ早い時間だったので、フェリーはガラガラ。
とはいえ宮島に行く人は、大津で立ち寄った石山寺とか、京都の長岡天満宮よりも、観光客は圧倒的に多かったけど。
フェリーから見た。鳥居と厳島神社。
JRのフェリーと違って、宮島松大フェリーは鳥居に近づくことはないようです。
宮島に上陸。
鹿がウロウロ歩いてるけど、奈良公園より数が少ないみたい。東大寺の南大門の前とか、フンを踏まずに歩くのは困難だけど、ここはそんなことない。躾もできてるのか、煎餅を持ってる人が、鹿にどつかれたり囲まれ煎餅を強要されてる光景は見なかったな。
満潮まで時間があったので、鳥居の近くまで歩いて行けました。
厳島神社は、建物のほとんどが海の上に建ってます。
フェリーを下船したとき、白板に満潮時間が書いてあって、「釣りをする人用かな。自分には無関係」なんてその時は思ったけど、どうもそうではないみたい。宮島観光で潮時は大事な要素の1つでした。
写真の通り、潮が引いてると、海にある厳島神社は、水上ではなく砂浜の上の建物になってしまいます。この時は満潮と干潮の間くらいの時間で中潮。それで、このくらい砂地が露出してるんだから、大潮の満潮でないと、海に浮かぶ厳島神社を見ることはできないかもしれません。
厳島神社を見下ろすような、少し高い場所に、五重塔と豊国神社があります。
豊国神社は巨大な建物で、中も殺風景なくらい広々としてる。古い絵画から歴史を感じます。
水上の厳島神社を見ることはできなかったけど、建物と大鳥居の朱色が青空と青い海に映えきれいでした。
午後は岩国へ。
せとうち車旅 - 広島 きんこん館 [山陽]
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旅行4日目は広島にいます。
広島に泊まる時、食事の後に立ち寄るバーがあります。といっても、広島に泊まる用事があるのは10年に1回とか2回だから、お店の人も私を覚えていないけど。
私もお店の場所を「流川のどこか」くらいでしか覚えてなくて、そもそも流川もどこだったかわからず探してしまうことも多いです。
今回も迷ってしまい歩き回ったんですが、ドレスを着た香水のキツイおねえさんと何人かすれ違うことで、目指す流川が逆だって気が付きました。
「きんこん館」は、飲食店ばかり入るビルの3Fだか4Fにある、カウンターだけのJAZZ BARです。
ここに最初に来たのは、小学校の同級生と25年くらい前。
マスターは違う人でした。
今のマスターは、ずっと広島市内に住んでた、私と同世代の人。
前回の記事に書いた、バスセンターのカレー風味の今川焼のことを話したら知ってました。
今はすっかり聞かなくなったけど、数年前に広島市内の百貨店のイベントで、リバイバルで販売があったとか。
きんこん館を出て、ホテルまでふらふらと歩きました。
WELCOME TO NAGAREKAWA
この看板は、なぜか通りの出る人の方向に書かれてます。
「ありがとう!」じゃないのかな。
振り返って、飲食店街方面。
ホテルへ帰る途中にあった派手なネオン。
広島市の隣の町には、キリンの工場があったはず。
CARPのデコレーションのしてある路面電車。広島だなって思う。
広島の完璧な1日が終了。
翌日は下関へ移動です。
せとうち車旅 - 広島の居酒屋 「喜よし」 [山陽]
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家を出発して4日目は、旅行というより、家の用事の日でした。
建設会社との打ち合わせが終了し、叔父の入ってる老人ホームへのお見舞いをして、母親の予定していた要件は夕方には終わってしまった。
そして、母親は帰ると言い出した。この日は、広島市内のホテルを予約してたんだけどね。
何年か前のこと、母親と法事で出かけ、シングル2部屋でホテルに泊まったことがあり、私はチェックインの後、飲みに行って大変遅くなったんだけど、ホテルにいた母親は大変だったらしい。
なんでも、寝ようとしたけど、ライトの消し方がわからなかったとかで、フロントに電話して方法を聞いても、なかなか埒が明かない。フロントの人は部屋に行って操作してくれるようなことを言ったらしいけど、サービスに遠慮してしまう昔の人だから固辞して、「最終的には壁からキーを抜く」って方法で対処したとか。
ライトは消えたけどエアコンも止まるので、暑くて寝られなかったそうです。
日帰りはせわしなくて疲れるけど、到着が遅くなっても家で寝た方が楽だし、ホテルは嫌だったんだと思う。仕方ないか。
母親が帰り、思いがけず、広島で1人になってしまった。とりあえずホテルにチェックイン。近くの広島城を見に行く。
刀剣や鎧を見ても、私はよくわからないので、天守閣には入らずここで引き返し。
昔の記憶が正しければ、天守閣は鉄筋コンクリート造だったような。
広島城に行ったあと、市中心部へ戻りました。これは、広島バスセンター (の看板)
私が住んでたころ、バスセンターにビルはなく、広場と切符を売る建物だけでした、沖縄の那覇や名護のバスターミナルのような感じ。
バスセンターに思い出はないんだけど、そこにあった屋台のような小さなお店のことだけ覚えています。バナナのような形をした今川焼を売ってて、餡にカレーを使ってるのが好きでした。
あるかなってバスセンターのビル内を探したけど、テナントは資本のありそうなお店が多く、屋台のようなお店が入れる余地がないことは明らかでした。
夕食はどうしようかな。
親子なら無難に酔心のようなお店を考えてたけど、1人だと行く気しないな。前からわかってれば、小学校の同級生で誘える人もいたんだけど、当日じゃねえ。
会社の先輩で広島赴任中の人もいるんだけど、アロハを着た暇人が、飲むのを目的に突然現れたら、後々語り草になりそうだ。
ここでまたブログからの情報をもとに行動します。へろーめさんとこで絶賛されてる「喜よし」。記事を読んでからマークしてたお店でした。
だけど、ブログの記事「ないしょの場所」となってて、店名以外ははっきりしない。ネット検索だと、同じ名前のお店が、市内に2つあるんだよね。
何となく「こっちかな」って思う方に行ってみました。
お店に入るまで、入ってからもしばらくは、この店かな? って気になったけど、途中からそんなことは関係なくなりました。
情報のお店が、ここでなくても、このお店はすばらしい。
カツオ、鯖、イカ、カンパチ、真鯛、どれもすばらしい。
鯖の酢締めも、自分にとってはツボで。。。
コトバがありません。
へろーめさんのブログ「喜よし」は何度か登場していて、直近は次の記事です。
いつも元気に ごちそうさま(* ̄- ̄)人 - ナイショのお店でオヤヂ会@喜よし(広島)
(へろーめさん、ブログの更新が急に止まったけど、どうしたんだろう)
喜よしに行けただけで、完璧な旅行4日目になりました。
この後は、流川のバーに行きました。
せとうち車旅 - 海田町とEF67 [山陽]
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旅行4日目、東広島市(西條)で泊まった翌日は、午後から海田町と広島市で家の用事がありました。
私が小学生のころ住んでいた家が海田町にあり、東京に引っ越ししてからは貸家にしてたんだけど、老朽化し危険なので壊して更地にすることになりました。今回は取り壊しについて、建設会社との打ち合わせ。
一応ですが「海田町」と「海田市」、文中で使い分けてるので注釈しておきます。 <海田町> 地方公共団体の名称です。 <海田市> 海田町にある駅名で「かいたいち」と読みます。 |
この日、懸念していたのは、打ち合わせに参加するために、東京からやってくる母親のこと。
海田市駅で午後に待ちあわせしてたんだけど、東京からちゃんと来ることができるんだろうか。日本橋の百貨店に行く時ですら、その都度、電車や駅について細かくメモを渡さなきゃいけないのに。
- 切符は2枚ある。「乗車券」と「特急券」。なぜか?は考えなくていい。 メモの通り使ってくれ。
- 乗車券は都区内から有効だけど、亀有からは地下鉄区間が入って使えないので西日暮里から使う。 (でも、亀有からSUICA使うっていうし、西日暮里でのJRとの乗り換えも不安。 自動改札はSUICAと切符の併用が、年寄りには難しいはず。)
- 東京駅では新幹線に乗るところで改札があるので、「特急券」と「乗車券」の2枚を自動改札機に入れる。
- 広島駅では在来線乗換の改札口で、自動改札に切符を2枚とも入れる。1枚出てくるから、それで海田市まで乗る。呉線と山陽本線、どっちでも大丈夫。
それで、朝からのハナシ。
セノハチに寄るため、宿を東広島にしたことは、前々回に書きましたが、これはまあ適当な選択だったようで、ホテルのある東広島から海田へ、国道2号線で向かうと、セノハチは途中にあります。
でも、貨物列車の通過時間を確認しておくわけでもなく、車を止まられそうば場所を確認しておくわけでもなく、行き当たりばったりでもどうにかなると思ったのは甘かったみたい。信号が少なくトラックがスピードを出し勢いよく通ってる2号線で、手ごろな路肩や側道があっても急には止まれず、気がつけば安芸中野近くになってる。
何とかいい場所(撮影というより、車を駐めるのに)を見つけて、線路の見えるところで待つことしばし。だけど、貨物も客車も通らない。ここでも、にわかファン故の準備不足を露呈してしまう。路駐なので気持ちはせかされるし、ソッコーで退散することに。トホホ。
でもね、鉄道雑誌を買って情報を得ようとしたところで、書いてあることの1つ1つの単語がわからず、
きっと結果は同じだったような気がするんだよね。
海田市駅の近くまできたところの踏切で、警報が鳴り始めました。列車の通過を待ってると貨車が通り始め、フロントガラス越しにやっと撮れました。これは「EF67101」。
ここ、見ればわかるけど、少しの距離に、2つの踏切になってます。
手前が呉線、奥が山陽本線。貨物は山陽本線を通ってるのに、なぜか呉線の踏切で止まってるアホな自分の証拠写真にもなりました。
海田市駅には、待ちあわせの1時間くらい前に到着。駅前ロータリーはきれにに整備されたのに、周囲に、駐車場のあるファミレス・喫茶店や100円パーキングがなく、乗降場に置いた車から長い時間離れられないのがつらかった。
海田では涙を流すほど懐かしい気持ちで溢れるんじゃないかって期待してたけど、駅も街も住んでた家も40年ぶり。あまりに覚えてなくて、初めて見るような感じ。冷静でした。
海田市駅では、待ちあわせまで、時間があったので、電車の写真を撮ってました。
山陽本線 上り
山陽本線 上り
再びEF67 かな?
呉線 下り
母親は予定通りにやってきた。
奇跡でも起こったのかと思ったけど、その日の予定は、おおむね順調に終わったのが良かったです。
他の人のブログの情報をもとに、読んだ時は遠いところの話だなあ、なんて思ってたことでも、現実にその場面に出会ってしまうと、喜びもひとしお。
今回は、非鉄の自分ですら、何だか嬉しくなったからね。
今回の旅行では、他にもブログ記事の情報をもとに行動したことがいくつかあって、それぞれのところで印象深くしてくれました。
この日は、あおたけさんのこの記事でした。ありがとうございました。
あおたけ 撮影記 /夏休み2012 その1・・・セノハチのEF67 撮影記
せとうち車旅 - 東広島(2) 西條 [山陽]
<右:賀茂鶴 - 左:西条鶴>
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旅行3日目。お好み焼きの昼食の後は、この日の宿泊地の西条へ移動。
ホテルにチェックインしてから、駅前の観光案内所に立ち寄り、酒蔵通りへ行きました。
ここは、思ってたよりたくさんの酒蔵があり、歩くだけでも楽しくなります。
■ 蔵の街
酒蔵ある街の雰囲気は良いのですが、実はこの時期は酒造りのシーズンオフ。
これだけ酒蔵が集中しているところを歩いてるのに、お酒を造ってる感じの人は見かけないし、麹の匂いもしません。
冬になると、酒造りの人が集まり、あちこちで酒米を蒸す湯気が上がり、街は活気に満ちてるそうです。次は冬に来たいですね。
賀茂鶴
西條駅周辺では、賀茂鶴の蔵が、一番多かったように思います。
賀茂鶴
駅から酒蔵通りに向けて歩くと、最初にあります。
白牡丹
西條鶴
賀茂鶴
この建物は、試飲や製造過程のビデオ上映のあるゲストハウス近くにあります。
亀齢(きれい)
「キレイ」と書かれた高い煙突があり、最初は何だろう?
四角い断面の煙突は、面によって漢字だったり、カタカナで蔵の名前が書いてあります。
亀齢(きれい)
この建物は、上の写真と同じ亀齢酒造の酒蔵の1つだけど、場所は少し離れた場所にありました。
いくつかの会社は複数の酒蔵があり、このエリアの中で入り組んで建ってます。
他に、福美人、山陽鶴、賀茂鶴、賀茂泉の蔵が、この一帯にあります。
■ 試飲できる酒蔵
試飲できたのは、賀茂鶴と賀茂泉。
他にもあるみたいだったけど、到着が遅かったので閉ってたようです。
工場の見学ができるところはありませんでした。(この時期は造ってないけどね)
賀茂鶴は備え付けのカップに自分で注いで試飲します。種類も多いし、なみなみ注いで何敗飲んでもいいみたい。
賀茂泉は担当の人が、銘柄を選んでカップに入れてくれます。
■ 酒蔵の水場
酒蔵が西條の水を無償提供している水場が何箇所かあります。
左上から ・福神井戸 - 賀茂鶴 ・四日市冥加の水 - 白牡丹 ・江戸天保井水 - 西條鶴 水を汲んでる人、商売で使うのか、2Lペットボトルを10本単位で持ち込んでる人も多かったです。 |
この日、体調が前の日よりも悪くなり、お酒も飲まず夕食は簡単にすませました。街を歩いてみて、入りたくなるようなお店がなかったのも一因だけどね。
せとうち車旅 - 東広島(1) [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行3日目は、東広島まで移動。東広島が瀬戸内かどうかは微妙だけど、この旅行のスタート地点にやっと着いた感じです。
この日、西条に泊まったのは、ここで誰かと会う予定があったわけではなく、翌日の午後、海田町と広島市内で私用があったから。
この日はそれに間に合うよう、広島市内か近くまで行っておく必要がありました。
京都から移動していて広島市内に宿をとると、海田に行くのに少しだけど戻ることになるし、最近、ソネブロで読んだ、あおたけさんのページにあった「セノハチ」にも寄ってみようと、手前の東広島に宿をとりました。
広島空港、白市
■ 広島空港の構造物
前に出張で広島に行ってたころ、空港連絡バスの車窓から見えていた不思議な構造物が何なのか確認したくて、立ち寄ってみました。連絡バスだと、降りられないからね。
空港の滑走路がこの奥にあり、最初は造りかけの道路かと思ったけど、誘導灯みたいです。
仕事で行ってた頃、空港周辺は霧になることが多いし、着陸前に山の近くを通るのが怖いと思ってたけど、やっぱりこの空港は山の中。
■ 白市の街並み
東広島市観光協会のページで紹介されている、白市の街並みを見ることにしました。
何か情報はないかと、まずは白市駅に向かいます。
広島空港最寄りの白市駅。
空港を利用するたいていの人は、連絡バスを使うんでしょうね。静かで小さな駅でした。
駅に観光情報などのパンフレットはなく、ナビのセットもできない、おおざっぱな地図の看板だけ。
駅前の看板と道路地図を見比べナビをセットし、勘も働かせ何とか到着。
途中、案内板もなかったと思います。観光客を誘致したいなら、もう少し整備しないと。
木原家 - 重要文化財
建物内に入ることができ、建物についての説明が聞けました。
伊原惣十郎家
近くの商店主の人から、この町のことを教えてもらいました。かつては馬の市場で賑わってたそうです。
昼は広島お好み焼き
白市の街並みを見ると昼を過ぎてたので、楽しみにしていたお好み焼き屋さんに入ります。作るところを撮らせてもらいました。
キャベツ山盛り |
カツオ節、天カス、豚肉 |
ひっくり返して、下にタマゴを入れます |
もう一度ひっくり返して、出来上がり。 |
次は東広島中心部(西条)へ
せとうち車旅 - 大阪の夜 [大阪]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行2日目は、宿は京都のまま、夜は大阪で飲むことになりました。
相手は、以前同じ部署で、今は大阪へ単身赴任してる友人and先輩の2人。
東京では、家庭を顧みず毎日深夜まで飲んでたこの人達が、揃って大阪に単身赴任してるんだから、もう歯止めがきかずお店のバリエーションもたくさんあるはず。
前の日、京都のシャンパンバーで飲んでいた時、翌日の予定を知らせるこんなメールが届きました。
大阪と言えば、商人の街、芸人の街というイメージがありますが、東京にはない一面があります。
通天閣→串揚げ→飛田新地(見学のみ)→萩ノ茶屋のコースなんていかがですか? |
通天閣は知ってるけど、他の地名はわからない。だから「いかがですか?」って言われてもねえ。
それに「串揚げ」は地名じゃなくて、食べ物の名前だろうけど、なんでコースに入ってるんだ?
シャンパンバーのマスターに、どんなコースなのか聞いてみると、答えは、「DEEPだねえ」
当日の午後、長岡京あたりを歩いてるとメールがきて、串揚げはやめて、阿倍野の小料理屋を予約したとのこと。
京都から大阪に飲みに来て、曾根崎新地の会社の近くで待ち合わせなのに、なんで阿倍野まで行くんだろう。行くのも面倒だけど、飲んだくれて京都まで帰るのはもっとめんどくさそう。次の日は東広島まで運転するから、休養もしっかりしたいし、キタだっていいお店があるんじゃないの?
なんて、ちょっと不満だったんだけどね。
ただ、長年の付き合いは侮れない。
食事も、その後の大阪観光も、私のツボをちゃんと押さえて考えてくれたものでした。感謝!!
阿倍野の小料理屋さん
地下鉄で阿倍野に移動。阿倍野は、20年くらい前に1度だけ仕事で行ったことがあります。
まだ昼なのに、通行人の多い駅前の商店街で公然と立ちションしてる人をまともに見てしまい、それから自分にはちょっと印象が良くない。
あと、仕事が終わってから行った「あべのスキャンダル」。
自分から行こうとは言ってないですよ。同行してた先輩が、1人で行きたくないから是非にと。
でも、私の世代で「阿倍野」と聞けば「あべのスキャンダル」ってお店を思い出す人も多いはずです。アサヒ芸能とかそんな感じの週刊誌がよく記事にしていて、行くことのない東京の人も、ほとんどの人がその名は知っていたからね。
駅を出て何度か角を曲がり、路地に入っても更に角を曲がり、自力では2度と行けないような場所にお店はありました。
家族的で、料理をちゃんと作る、いいお店でした。
昼、山科・長岡京を歩いてる時、あまりに暑くて冷たいものを飲み過ぎ、お腹を壊してたのが、せっかくお店を考えてもらったのに申し訳なかったです。
夜の大阪観光
食事の後は、大阪の市内観光。スタートは、8時過ぎてたかな。
僕の希望は、グリコの看板のあることだったけど、彼は人気のないところを進みます。
時計台の写ってる左の写真の場所から、しばらく写真撮影ができないエリア。
「撮影禁止」の貼紙もあるようだけど、普通の人なら空気でわかるはず。
ここは、東京にはない光景でした。
写真禁止のエリアが終わっても、なんだか気が抜けない道(アーケード街)が続き、動物園前駅でやっとカメラを取り出しました。
ガードをくぐると、ビリケンさんが置かれたお店。
これって、通天閣だけにあるのかと思ってた。
この一帯、物価が格安。
うどん 170円(上の店)
缶コーヒー 70円(左の自販機)
お茶 60円(写真に写ってないけど左の自販機)
当初、予定していた串揚げは、このお店だそうです。
お店の看板に、入る前から厳しい注意書き
「ソースの2度漬けは禁止やで!」
ソースに漬けるとは?
ソースはかけるんじゃないのかな?
何かローカルルールがあるようです。
通天閣
動物園前駅から通天閣までは賑やかでした。
これが通天閣を過ぎて、恵美須町駅側に歩くと、街は急に静かになります。
時間が遅くて閉ってる道具屋街を通り、なんばへ。
これは「グランド花月」
有名タコ焼き屋です。
御堂筋線難波駅で、夜のウォーキングは終了。京都に戻ったのは12時近くでした。
2日連続の完璧な1日。
翌日は東広島まで移動します。
せとうち車旅 - 山科・長岡京 [京都]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行2日目は、往路の途中、京都にいます。
少しでも西へ移動して瀬戸内に近づきたいところだけど、この日の夜は大阪で飲むので、京都に連泊することにしました。
飲むのは大阪だし、西に進んでることを実感できるよう、大阪市内へ移動しようとも思ったけど、高速道路が入り組んでる大阪中心部へ車で入るのは、何だかめんどくさそうだし、地図を見ても広島方面へ向かう名神・中国自動車道の経路上に、大阪市中心部はないみたい。
山科
京都には何度も行ってるけど、山科は初めて。祇園祭とか、何かのイベントがあって京都に行く時には立ち寄らないところに、今回は行ってみました。
山科へは京都駅から1駅。そう考えると、祇園や烏丸御池あたりよりも便利です。
ガイドブックは持っていなかったので、駅を降りて観光案内所を探したけど、それらしいものが見当たらず、駅には駅周辺のパンフレットが置いてあるだけ。i-phoneで情報検索しながら歩くことにしました。
最初はJR山科駅の周辺の史跡から。
毘沙門堂は、山科駅から住宅街を歩いて20分くらい。
■ 毘沙門堂
だまし絵になってる襖絵がおもしろい。
観光タクシーのグループに入れてもらい、運転手さんの丁寧な解説が聞けました。
■ 諸羽神社
毘沙門堂から山科駅に下りる途中にあった神社です。
ここから、徳林庵あたりまで、お寺が散在してる。
■ 山科地蔵徳林庵
小野篁が作った6体の地蔵のうち1体があるそうです。
「山科」エリアとして紹介されている史跡は、JR山科駅周辺にあるだけではなく、ここから地下鉄で6駅離れた六地蔵まで散在しています。
地下鉄で小野駅まで移動し、「勧修寺」と「隨心院」に行きました。
■ 勧修寺
庭がきれいでした。緑の濃いシーズンもいいもんですね。
広い蓮の池があったけど、花は終わってました。
■ 隨心院
ここも襖絵が有名。撮影はできなかったので、撮ったのは庭と庭園だけ。
長岡京
午後は長岡京へ。ここも、阪急やJRで通過することはあっても、降りたのは初めて。山科と同様、いきあたりばったり、i-phoneからの情報頼みの行動となりました。
サントリーの工場でも行ってみようかと歩き始める。
■ 神足神社
歩き始めて最初にあった神社。
■ 勝竜寺城公園
公園があると思ってた場所に、堀と櫓が現れる。
かつて城があったのを復元したそうです。
公園だけど、堀と塀に囲まれていて、入場料が必要です。
この日は休館日とかで、公園内には入れませんでした。
■ 勝竜寺
りっぱな勝竜寺城跡を見た後に行った勝竜寺。
こっちは思ってたより小さなお寺でした。道案内の標識もなかったし、観光客の来る史跡じゃないのかもしれません。
■ 長岡天満宮
勝竜寺まで行ったところで、サントリーの工場が思ったより遠いことに気が付き、行き先を変更。
長岡天満宮に向かいました。
鳥居をくぐると、広い池があります。
池には木の橋が架かってたり、対岸には茶屋のようなのが見えたり。
長岡天満宮の次は寂照院に向かったけど、着いた時は、既に拝観時間を過ぎてました。
途中に広い竹藪があったけど、筍畑というもの初めてみました。
この日はずっと晴れ。暑い日だったけど、気持ちよく歩けました。。
山科と長岡京、京都市中心部と比べて観光客は少ないんだけど、静かにお寺を回る時はお奨めです。
このあと、長岡天神駅までバスで行き、阪急で梅田まで。
夜の飲み会は、何だかとんでもないことに。
せとうち車旅 - 京都の夜 [京都]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
ただ、瀬戸内海へは遠い東京からの車旅。まだ往路の途中、京都にいます。
石山寺へ立ち寄ったあとは京都のホテルに直行しチェックイン。その後、錦市場あたりを歩いてると、夕食の時間になりました。
いつもだったら、行く先々で食事どうしようかと、お店を探しては迷うのを繰り返すんだけど、この日は京都在住の人と待ち合わせ。おすすめのお店に案内してもらいました。
■ 一軒目は和食
烏丸御池の交差点から、南西側へ5分くらい。京都らしいエントランスの長いお店がありました。
初めてのお店だったので、写真はあまり撮りませんでした。
2枚だけ。
お造りもきれいでした。
他の料理も美味しかったですね。
あとで、コースの値段を聞いたけど、東京ではありえない。京都の和食店の層の厚さは、本当にうらやましいと思います。
■ 二軒目はシャンパンのお店
二軒目は五条大橋近くのシャンパンのお店へ移動。
お店があるってわかる看板が出てなくて、マスターは同じビルの会社の社長さん。社長さんが趣味と副業でやってるお店なのかな。お話しして、そんな印象を受けました。いや、詳しいことはわかんないけど。
置いてあるお酒も、お店の雰囲気も良く、また京都に行く時は立ち寄りたいお店です。
この日、京都を案内していただいたのは、サッカーとシャンパンが趣味の白さん。
2つのお店とも、京都在住の白さんならではのアレンジです。
白さんのブログ slow life in kyoto
完璧な初日となり、好調な旅行のスタートがきれたこと、とても感謝しています。
続きます
せとうち車旅 - 初日は京都まで [京都]
瀬戸内海の半分くらいを1周。9月3日から17日までの約2週間かけて車旅をしてきました。
往路は、東京から大分まで、京都、広島、下関に立ち寄りながらゆっくりと移動。
復路は、大分の佐賀関からフェリーで愛媛県(三崎港)に移動し、本州へは、しまなみ海道で福山へ。福山からは、途中の掛川で1泊し帰ってきました。
15日間での走行距離は2,950kmにもなりました。
往路は超のんびり。初日は京都まで
この旅行、2年前に四国88箇所を車で回った時、印象の良かった愛媛県の各都市を中心に、車で旅行したいと考えたのが発端でした。それに、しまなみ海道を通って、途中の島々にも寄りたいとか、豊後水道をフェリーで渡りたいとか構想が膨らみ、8日(土)から10日程度で回ることにしました。
でも、車で移動となると、東京から大分県まで、いきなり行けるわけがない。ならば、途中でいろんな人にお会いしながら、ゆっくり移動しよう。
大分・愛媛の宿は手配済で日程を動かせなかったので、途中で立ち寄れる各地の連絡した人と、飲むアポがとれれば、出発を1日早くして、宿泊地も決まる。そんな超お気楽な調整を経て、3日(月)に自宅を出発しました。
■ 新東名を使って静岡SA
御殿場からは新東名を利用。
2車線道路になったり3車線道路になったり、この繰り返しで合流箇所が多いので、左車線をゆっくり走る自分には、けっこう面倒だった。
最近のSAはお店も凝ってますね。
この写真は、静岡産の農産物や加工食品を売ってる「しずおかマルシェ」の店頭
パン屋さんんと中華屋さん。
よくは知らないけど、アンデルセンは広島発祥のお店じゃないかな?
中華屋(PAOPAO)も自称人気のお店のようです。
カジュアルウェアのお店もありました。
■ 土山SAで昼食
亀山ジャンクションを過ぎたところにある土山SAで昼食。
昼食時なのに、空いてていいなあと思ったけど、これは往路に使った平日のハナシ。帰り3連休中日に寄った時は大混雑。こんなに違うものかと驚きました。
これは「大津ちゃんぽん」
初めて聞いたけど、売出し中みたいです。でも、ご当地ラーメン、種類あり過ぎてわからない。
石山寺で寄り道
途中、渋滞もなく順調に滋賀県まで着いたので、石山寺に寄り道。
石山寺に向かって最初にあった広い駐車場に停める。駐車料金は500円くらいだったかな。
門に向かって歩くと、途中にある喫茶店で、利用者拝観中は駐車無料の看板が目に入る。平日でお店も駐車場も空いてるみたいで1人でも気兼ねなく使えそうだった。こっちのほうが良かったな。
東大門から見える境内に人影はなし。
晴れた日の静かな石山寺。
せっかくだから、ゆっくり過ごしたいとこだけど、何も考えたくなくなるほど蒸し暑い日でした。
紫式部の像
境内は広く、すみずみまで歩くと2時間くらいかかるような気がします。
このあと、京都へ移動しホテルにチェックイン。泊まったのはリーガロイヤル京都です。
安宿で十分なはずのお気楽旅行にしては、贅沢なホテルだけど、ツインのシングルユースで、6,300円/泊。しかも、このホテル駐車場は、屋根があるうえ無料でした。
きっと、シーズンオフ and 平日の京都の特典ですね。
続きます。