奥武蔵 - 棒の嶺と「レストランHAMA」 [関東ハイキング]
奥多摩と奥武蔵の間にある棒ノ嶺に行ってきました。
上の写真は「棒ノ嶺」頂上から。晴れて空気の澄んだこの日の眺望は見事でした。
帰りの食事は、赤沢の「レストラン HAMA」さんに寄りました。
棒ノ嶺ハイキング
名栗からの棒ノ嶺への登り道は、沢(白谷沢)と尾根(滝の平尾根)にあるんですが、奥武蔵のハイキングコースの中でも有数の美しい光景と案内されている沢道で往復しました。
左の写真は、名栗湖の南側にある山道の入口にある「白谷の泉」です。
このコースは沢沿いの道だけど、いわゆる沢登りではありません。ただ、沢の岸を飛び岩や石を踏んで左右に渡る場所が何箇所かあり、滑るので注意が必要です。
棒ノ嶺へののぼりは約2時間。今まで行った顔振峠や子の権現よりも標高差があるせいか、急な坂が続いたような気がします。
しかし、標高が高い分、頂上からの広がる眺望は、登りの苦労も吹き飛ぶすばらしさでした。
山頂からの顔振峠や関八州見晴台が正面に見え、遠くは日光白根山や男体山も見えています。(下の写真)
ハイキングの帰りは赤沢の「レストランHAMA」
ハイキング後の食事は、昨年2回行った子の権現の帰り、小殿から乗ったバスで飯能に向うとき、車窓から見えて興味を持っていた「レストラン HAMA」です。
お店の入口近くには「栗のプリン」のノボリ。店に入ると、ステーキ丼の大きな写真が壁に貼ってあります。
この2つがお店の名物のようです。
ステーキ丼とオムライスを注文しました。
ステーキ丼には、半熟たまご(メニューでは「とろ~りたまご」)を載せました。
栗のプリンです。持ち帰りもできるようです。
お店は、名栗湖から5kmくらい飯能に向ったところにあります。
今回のハイキングは、現地まで車だったので立ち寄ることができたけど、バスだと途中で降りなきゃいけないから、利用しにくいかもしれません。でも、料理はお酒に合いそうなものも多いし、次は車にするかバスで来るか悩ましいところです。
レストラン HAMA
飯能市赤沢876
Tel:042-977-0181
奥武蔵 - 桂木観音ハイキングー蕎麦「梅の里」 [関東ハイキング]
近くで気楽に行けるハイキングコースを探して、越生の大高取山-桂木観音に行ってきました。
奥武蔵は、子の権現-竹寺のコースと同じく、ハイキングしながら点在する寺社を巡るのが、車を使った旅行と違った楽しみになっています。
大高取山-桂木観音ハイキング
越生駅の近くに車をとめ、大高取山を目指して歩きます。
<世界無名戦士の墓>
「さくらの山公園」を過ぎると「世界無名戦士の墓」という施設があります。ここは、ちょっと不思議なところ。
最初はどこかの宗教団体が運営してるのかと思いましたが、それらしき事はどこにも書かれていません。埼玉県の案内板があるので、県か越生町の施設なんでしょうか。
<桂木観音>
「世界無名戦士の墓」から60分で大高取山山頂。そこからは桂木観音まで、ほとんど下り坂です。
思ったより、楽なハイキングでした。
桂木観音の近くは、ユズやミカンの農家がたくさんあります。無人販売もあちこちに。
山の斜面いっぱいに、実のなったユズの光景は、青い空と木の緑ユズのオレンジのコントラストが見事できれいでした。
おそば 梅乃里
山を降りたら梅園近くのお蕎麦屋さんに車で移動。
でも、寒い日の蕎麦は難しい。
外は寒くてセイロの気分じゃないし、ハイキングで体は温まっているから、温かいのもどうかと思う。両方を交互に食べたいとこだけど。
<田舎そば>
温かいのと冷たいの、両方を注文しました。
田舎そばはコシの強い太麺です。
<天ぷらそば>
天ぷらは別にお皿に盛られて出てきます。からっと揚がっていました。温かい蕎麦もおいしかったです。
梅乃里 (うめのさと)
入間郡越生町津久根208
Tel:0492-92-4963
日光 - 高原歩道と金谷ホテル「メインダイニングルーム」 [関東ハイキング]
12月に入り紅葉も東照宮の特別拝観も終わった、シーズンオフの日光でハイキングをしました。
山を降りた後のゴハンは、日光金谷ホテルの「メインダイニングルーム」です。
高原歩道と古刹のハイキング
「高原歩道」は日光駅から大笹牧場に向う途中の、霧降高原と呼ばれる一帯の入口あたりから始まります。霧降高原行きのバスは、1時間に1本程度。バスに合わせて電車を選び、日光駅に着きました。
でも、なぜか「霧降高原」行きのバスの乗り場が見つかりません。
「霧降高原」「大笹牧場」に行くバスは、11月いっぱいで冬は運行されないんだそうです。
うーん、なんか、やる気なくなっちゃうなあ・・・トホホ
しかたなく、ハイキングコース入口までタクシーを使い、高原歩道のハイキングが始まりました。
このコース「高原歩道」なんて、お気楽そうな名前とは違い、なかなか苦労の多いものでした。
とにかく道は笹だらけ。奥武蔵や奥多摩のハイキングコースと比べて、整備されてるとは言えません
見晴台に着くと、急に視界が開け、遠くの山が見えます。
ここは広々してて、気持ちのいいところ。
車道に出ると、あとは川沿いの道を降りていきます。
この砂防ダム群は、国の有形文化財だそうです。といっても、何ゆえの文化財なのかはよくわかりません。
重なって見えるダムと背景の山の景色がきれいです。
そして、この日は山に入ってから、東照宮近くの滝尾神社に着くまで、誰ともすれ違わず、誰も追い越さず。
この日、このコースを歩いたのは、私たちだけかもしれません。
右の写真は、滝尾神社と道路を挟んだところにある「瀧尾高徳水神社」です。
日光には、子供のころから何度か来てるけど、ハイキングで来るようになったのは最近。
これまで日光で行くところといえば、東照宮や輪王寺、二荒山神社くらいだったけど、ハイキングで来るようになってから、まだたくさんの魅力ある寺社があることを知りました。
前回のブログに書いた、慈雲寺(化け地蔵)もその1つ。今回は、「滝尾神社」「北野神社」「開山堂」です。静かに存在するこの寺社は、駅や東照宮の周辺の喧騒とは無縁で、とても神秘的なところでした。
ゴハンは金谷ホテル「メインダイニング」
前回の鳴虫山のハイキングの帰りに行こうとして、満席であきらめた「金谷ホテル」のメインダイニングルームに行ってきました。
今回は前の日に予約して行ったのですが、お店はそんなに混雑していません。バスも霧降行きがなくなったように、日光の12月はシーズンオフのようです。
ここのランチメニューは何だかおもしろかったです。何でもあるってわけじゃないけど、幅広いジャンルと料金をカバーしています。
定食は大きく3種類。
・ 洋食(コロッケなど) 3500円くらい
・ ステーキ 5500円くらい
・ フレンチ 1万円くらい
パンがおいしかったです。黒っぽいのは、ブドウパン。
レストランを出た後で、2箇所にある金谷ホテルベーカリーで、お土産に買おうとしたけど、売っていませんでした。
食事は、ステーキにしました。
サラダ、スープ、デザートがつきます。
今回のコースは、あまり汗をかくことのない下りが中心で、寒いこの日のビールはイマイチだったけど、温かい料理とワインで体が温まりました。
日光金谷ホテル メインダイニングルーム
日光市上鉢石町1300
Tel:0288-54-0001
日光 - 鳴虫山と「食堂すずき」 [関東ハイキング]
11月下旬の3連休の初日に、日光駅から歩いて行ける「鳴虫山」に行ってきました。
前回、奥日光のハイキングの帰りに「ふじもと」さんに寄ったときは、日光駅周辺はちょうど紅葉の時期だったけど、それから3週間もたってたので、山は紅葉には遅く、落葉した道を歩くハイキングとなりました。
鳴虫山のハイキングは、神ノ主山から右回りのコースで慈雲寺を到着地にする人が多いようですが、スタートが遅かったので、時間を節約しようと慈雲寺までタクシーを利用し左回りで登ってきました。
鳴虫山の登山道は、神ノ主山側からは緩やかな傾斜が長い距離になります。私たちの登った慈雲寺側は、急な斜面が多いと思いました。
鳴虫山ハイキング
慈雲寺でタクシーを降り、川沿いの道を少し歩くと、お地蔵さんが並んでいるところに出ます。ここは「化け地蔵」と呼ばれているところ。
たくさんのお地蔵さんを数えると、行きと帰りで数が違ってるとか。
化け地蔵の慈雲寺を抜け、日光道の下をくぐると山道になります。ここはからの山道は急斜面が続きます。
歩き始めて2時間。鳴虫山の山頂に着きました。
鳴虫山は、山頂も途中の道も、木に囲まれていて眺めはあまり良くありません。 |
山を下りる途中から考えてたことは「下りたらゴハンとワイン!」下の道に近づきにつれ、頭の中はそのことで充満してきました。
何でもある!! 「食堂すずき」
鳴虫山の登山道が終わり、日光市内に出てまず日光金谷ホテルに向って歩きました。めざすは金谷ホテルのメインダイニングで「ゴハンとワイン」。でも3連休の初日です。気になって電話してみると、何と満席で30分以上待つとのこと。
どうしようか迷ってたとき、窓にワインボトルが並んでるお店が目にとまりました。御幸町交差点にある「食堂 すずき」です。
窓際に並んでるワインボトルの様子は、洋風居酒屋の風情です。でも、お店の看板には「和・伊・中」と書いてあります。何でもある食堂なんでしょうか。とにかく、入ってみました。
お店に入ると、芸能人の色紙や、紹介されたテレビ番組のことが書かれています。帰ってからわかったけど、かなり有名店のようです。
看板に「和・伊・中」と書かれ、何でも揃っているメニューには、パスタだけでも何種類もあります。和・伊・中ではないけど、カツサンドやビビンバもありました。
食事はパスタランチのセットと湯葉パスタのコースにしました。
■ パスタのセット
パスタは何種類かあるけど、コースで選べるのは3種類。写真は「魚介のトマトソース スパゲティ」とサラダです。
セットは、これにパン、デザート、ドリンクが付いてます。
■ ゆばのコース
ゆばのコースは2つあって、1つはカツなどがあるもの。こっちは売り切れでした。
湯葉パスタのコースは、サラダ、生湯葉、煮物、パスタまで湯葉づくし。湯葉がないのはデザートだけでした。
ランチタイムだったせいもあり、時間をかけてワインと食事の雰囲気ではなかったのが残念でした。まあ、メディアに露出している有名店なので、車を使ってる旅行者が多く、お昼から飲んでる人がいないのは、そうゆうもんかもしれません。
日光は湯葉が名物だけど、敷居の高そうなお店が多くて、日光での湯葉は初めて。
このコースは、そんなことでも満足できるものでした。
食堂すずき(食堂すゞき)
日光市御幸町581-2
Tel:0288-54-0662
奥日光 切込湖・刈込湖 - 日光「ふじもと」 [関東ハイキング]
11月の上旬、紅葉の終わった奥日光の切込湖・刈込湖でハイキングをしてきました。
途中の日光宇都宮道路からは、見事な紅葉を見ることができたので、奥日光もまだ大丈夫かと期待したけど、山では赤色も黄色もほとんど見ることはできませんでした。でも、初めて歩いたこのコースは、スタートとゴールに温泉があったり、山の中に突然現れる涸沼の広大な平原の景色など、十分に楽しめました。
光徳牧場 - (切込湖・刈込湖) - 奥日光湯元温泉 ハイキング
今回は光徳牧場をスタートし、奥日光湯元温泉がゴールのコースです。車は光徳牧場近くの駐車場に停めました。
■ 光徳牧場
ほぼスタート地点の光徳牧場では、さっそく休憩。牛乳を飲んで、いよいよ本当にスタートです。
光徳牧場の牛乳は、以前とは随分と変わったような気がします。以前といっても、本当にうんと前なので、自分の記憶が違ってるだけかもしれないけど。
■ 山王峠
光徳牧場を出ると山道になります。山王峠までは近くを車道も通っているので、傾斜はたいしたことないんじゃないかと思ってましたが、思ってたより急な登りが続きました。
山王峠までは約1時間。
ここから涸沼までが、このコースの中で最も景色のすばらしいところでした。
■ 奥日光湯元温泉
山王峠からは、涸沼-切込湖・刈込湖を通って湯元温泉まで、途中は止まらず一気にやってきました。山を下っていき湯元温泉に近づくと、硫化水素の独特の臭いがしてきました。
この小屋のような建物は、温泉の湯を汲み上げている施設のようです。小屋ごとに、旅館やホテルの名前が入っているので、それぞれの宿泊施設が個々に設置して、パイプを引いてるようです。(見た感じなので、詳細はわかりませんが)
山を下りたら「仏蘭西懐石ふじもと」
山から下りたあとは、日光東照宮近くのレストランへ。ハイキングそのものが楽しみなのか、お腹をすかせてゴハンをおいしく食べるためにハイキングしてるのか、自分でもよくわからなかったりします。
お店は、日光東照宮のすぐ近く。「明治の館」と同じ敷地の緑の中にある趣のある建物です。
前菜には湯葉、メインの魚料理には日光産の舞茸。他の料理にも、地産の食材を多く使ってるようです。
仏蘭西懐石ふじもと
日光市山内2339-1
Tel:0288-53-3754
奥武蔵 子の権現と「ターニップ」 [関東ハイキング]
まだ紅葉には早い10月の下旬、奥武蔵でハイキングをしてきました。目的地は子の権現。子供のころ田無に住んでいた私は、中学の遠足で何度かきたことがあるところです。
上の写真は、子の権現の鐘楼付近。紅葉してる木を探し鐘楼をバックに撮りましたが、周囲のほとんどの木は、まだ緑のままでした。
子の権現ハイキング
子の権現への登りは、いくつかルートがあるようで、西武池袋線からだと、吾野か西吾野が起点になります。途中、見所の多そうな吾野から登ることにしました。
■ 不動尊と浅見茶屋
吾野駅をスタートして約1時間。
左側に朱塗りの建物「不動尊」が見えてきます。この建物には「自治会館」と書かれた看板が出ています。ここから、少し歩くと、うどんが名物の「浅見茶屋」。
舗装路はここまでで、しばらく山道になります。
■ 子の権現
子の権現に着きました。そのうち、山道は30分くらい。ほとんどは車道を歩きました。子の権現は足腰守護の神仏とのことですが、こんなふうに山を登って辿り着くところなので、「足腰を鍛える神仏」のほうが正しいと思います。
本堂の大きな提灯の下に奉納してあるのは草鞋です。境内には日本最大と言われる鉄の草鞋もあります。
山から降りたら「Turnip」 (ターニップ)
小殿のバス停に着き、飯能行きのバスを待っていると、黄色い看板が目に入りました。洋食屋さんのようです。
山で疲れお腹も空いて喉も渇いてる時、砂漠でオアシスを見つけたような気持ちで立ち寄りました。
道路沿いの看板に書いてあった「焼カレー」と「タコライス」を注文しました。焼カレーは特に名物のようで、メニューに印がついています。ランチのメニューは食事やデザートの組み合わせで、いくつか用意されています。
コーヒーとデザートで、今回のランチは終了。
ハイキングに来たとは思えない食事の充実ぶりでした!!
下山した場所のバス停の近くに、こんなおいしくて気持ちのいいお店があって、疲れと空腹がいやされるとは思ってもみなかったけど、吾野からの子の権現のハイキングは、とても楽しいものとなりました。
Turnip (ターニップ)
飯能市大字上名栗243-1
Tel:042-979-1020