流氷の海 #1 ~ウトロ・野付 [北海道]
流氷が着岸したことを知り、野付~斜里に行ってきました。(今はもう離れてしまったようですが・・・)
アクセスは中標津空港を起点に、標津から根北峠を通り斜里に向かいました。
空港から車で移動を始めて最初に海の見える標津では流氷はありませんでしたが、峠を超え斜里で海沿いの道に出ると、海面はびっしりと流氷で覆いつくされてました。
スゴイ!! 水平線まで白一色!!
感動の一瞬です!!
■フレペの滝
知床自然センターから歩いて40分~50分のところにある、「ウトロ崎灯台」と「フレペの滝」です。 夏なら気持ちよくハイキングできるところですが、深い雪と吹雪の中を歩くのは、慣れていないとツライ。 でも、苦労して歩いた先にある岬から見えるオホーツクの流氷は見事なものでした。 滝に向かう途中の道は、エゾシカの群れが寒くてつらそうにしています。 |
■野付の流氷
ウトロから中標津空港への帰り、野付半島にも行ってきました。
すし屋で「野付のホタテ」ってよく聞くけど、ホタテを売ってるお店は野付半島や標津になく、もう少し南にある別海町のほうみたいです。
ここは、流氷がびっしりってことはなく、海流に乗って流れています。これが本当の「流氷」なんだと思うけど。
函館 「麺厨房あじさい」 - 雪の日の格別のラーメン [北海道]
冬の函館に行ってきました。夏は訪問者が絶えることのない港の見える坂もハリストス正教会も、この時期は旅行者もまばらです。
冬の函館
空港近くのトラピスチヌ修道院です。マリア像や庭園に雪が積もった光景は冬ならでは。
寒さも北海道に来たことを印象付けてくれます。
麺厨房あじさい
五稜郭の前にある塩ラーメンのお店。普段は食べない塩ラーメンが、こんなにおいしいものだと、このお店で知りました。
札幌のラーメン横丁のお店とは違い、きれいなビルに入ったファミレスのような明るいお店です。
でもこのお店で特に書いておきたいのは、大きなお店とは思えないような、配慮のあるていねいな接客でした。気持ちよく食べることができたし、函館の良い思い出の1つになりました。
麺厨房あじさい 本店
函館市五稜郭町29-22
Tel:0138-51-8373
霧多布 ~ 浜中町 「ファームデザインズ」 [北海道]
冬のアゼチ岬は、強い風が吹き、空も海も白っぽく幻想的です。「きりたっぷ展望台」もきれいですが、私はこっちの景色の方が気に入りました。
今回の旅行は「ファームデザインズ」のランチを目的の1つにしていて、帰りに霧多布湿原やアゼチ岬を通って釧路に戻りました。
冬の霧多布
■ 霧多布湿原
琵琶瀬展望台からの霧多布湿原です。
■ 厚岸町の原生林
霧多布湿原から123号経由で釧路に戻りました。厚岸湖の南側(123号線)は、北海道の中でも特に自然が残っているワンダーランドでした。
道の両側の原生林に鹿の群れがいて、車道にも出てくるので運転にも注意が必要です。
ファームデザインズ
前に釧路から根室に車で向かっていた時、牧場ばかりの景色が続く中で、テラスのあるしゃれた建物のファームデザインズはすごく目立ちます。
夏は喫茶だけでしたが、今回はランチで行ってきました。
■ カンザスディッシュ
ファームデザインズの名物になっているカンザスディッシュ。
ゴハン・ステーキ・サラダです。
■ ランチプレート
お店に入るまで、ファームデザインズはガイドブックに出てるし、そもそもこのあたりでは珍しいしゃれた建物なので、旅行者が多い店なんじゃないかと思ってましたが、入ってみると地元の人が多いような感じでした。ランチや喫茶で使ってるようです。
■ チーズケーキ
地元にこんな気持ちのいいレストランがあったら、休日のランチに行って、牧場の牛を見ながらのんびりとした時間を過ごしたいと思うかもしれません。
ファームデザインズ
厚岸郡浜中町熊牛基線107番地
Te:0153-64-2310
釧路湿原 ~ 厚岸町 「コンキリエ」 [北海道]
鶴居伊藤サンクチュアリのタンチョウです。釧路を起点に、霧多布と厚岸に行ってきました。
冬は広い範囲で人が入れない釧路湿原にタンチョウはほとんどいないのに、人が近くにいてカメラを構えているこの公園にたくさんいるのは不思議でした。
冬の釧路湿原
■ 細岡展望台
細岡展望台は、釧路湿原の東側にあります。釧路湿原の展望台ではここの眺望が一番いいように思います。
展望台からの眺望は一面、雪原かと思ったけど、案外そうではありませんでした。
■ 塘路湖
塘路湖はワカサギ釣りのシーズン。写真では写っていませんが、湖の中央付近で釣りをしてる人がたくさんいます。
コンキリエ
厚岸といえば蛎(カキ)を思い浮かべる人も多いはずですが、厚岸湾を見渡すことのできるこの道の駅には、蛎を出すレストランやお土産のお店があります。
■ 炭焼き 炙屋
自分で焼いて食べる店ですが、入口には海産物店があって、そこで買ったものも持込ができます。
厚岸だけじゃなく、北海道の他の産地の蛎も置いてあって、食べ比べることもできます。
焼くのはセルフサービスなんですが、どのくらい焼いていいのか、焼いた蛎はどうやって開くのかよくわからなかったから、お店の人からていねいに教えてもらいながら焼いてました。
■ レストラン エスカル
「エスカル」はいろんな料理のあるレストラン。当然のように蛎を使った料理もあります。
<かきづくし弁当>
カキの好きな人には耐えられない内容!!
- 生カキ
- 酢カキ
- カキフライ
- 炊込みご飯
<親子丼>
北海道の食堂では定番の、鮭といくらの親子丼です。
コンキリエ
厚岸郡厚岸町住の江2丁目2番地
Tel:0153-52-4139
北海道 - 駅舎の喫茶店 [北海道]
女満別空港に着いて車で出発、摩周湖、斜里を回って、網走に向かうと、釧網本線沿いには、JRの駅舎に喫茶店の入ってる駅がいくつかあります。
都会の駅ビルにお店が入っているのは普通ですが、それと同じじゃないかと思ったらいけません。
ここは駅の事務室(正確には元事務室)の中がお店になっているので、駅舎=ほとんどお店!!
じゃあ、JRの事務室は? 今は無人駅のようです。
■ トロッコ(藻琴駅)
藻琴駅(もこと)にあるのは「トロッコ」
海とホームに入ってくる列車を眺めながらの、駅舎での食事がいい思い出になります。
でも、お店に立ち寄るために途中下車したら、列車の本数が少ないから、次の列車まで1時間から3時間は待たないといけない。
駅にあるお店だけど、ここに来るには車旅が便利です。
食事中、たまたま列車が入ってきました。
幅の狭いホームをはさんで、食事をしている私たちの目の前に列車は停まります。
知床方面に向かう列車の旅行者に、寒いときのカレーとラーメンはおいしそうに見えたに違いありません。
■ 停車場(北浜駅)
北浜駅にあるのは「停車場」です。
ここは海に最も近い駅とのふれこみで、 小さな駅舎の向こう側の窓から見えるのは海です。
この写真は海を背にホームから駅舎を撮ったもので、向こうにあるのは展望台です。
駅にオホーツクの展望台があるのは不思議ですが、流氷の時期に来てみたいと思います。
興部 - ノースプレインファーム - おこっぺアイス [北海道]
紋別から稚内まで車で移動しましたが、途中で興部(おこっぺ)や道の駅おうむに立ち寄りました。
今日は旅行者が立ち寄って楽しい牧場のレストランと、農協のアイスクリーム屋さんです。
■レストラン・ミルクホール - ノースプレインファーム - North Plain Farm
ノースプレインファームは、旅行のガイドブックには必ず出ているようなお店で、夏に来たときはお店も満席でした。この時期はやはり人が少ない。
建物やその周囲の風景も、花と緑から雪景色に変わっています。
冬の牧場は頭がキーンとしてくるほど寒いけど、逃げるようにお店に入って熱いコーヒーを飲むと、なんとものんびりした気持ちになります。
夏はこんなふうに、花と緑の牧場の中にあります。
ノースプレインファームの牛乳とキャラメル。
キャラメルは、今流行のとろけるタイプ。牛乳はノンホモです。
そういえば、1年位前にバターが不足してたとき、紀伊国屋で買ってきた木次乳業のノンホモ牛乳をシェイクしてバターを作ったことがありましたが、できるバターはほんの少し。ノンホモ牛乳って、こんなにおいしいのに、もったいないことをしました。
泊まった紋別のホテルの朝食では、ノースプレインファームとよつ葉牛乳が出ていました。
■おこっぺアイス
農協(JAおこっぺ)の直営店のアイスクリーム屋さん
ソフトクリームもありますが、私たちが食べたのはカップのアイスクリーム。
寒くても、北海道で食べるアイスクリームはおいしい!!
レストラン・ミルクホール (ノースプレインファーム)
紋別郡興部町字北興116-2
Tel: 0158-88-2000
おこっぺアイス(JAおこっぺアイスクリーム直売店)
紋別郡興部町字興部107-57
Tel:0158-82-2961
紋別 「あんどう」 - オホーツクの洋食屋さん [北海道]
オホーツク海に面した紋別は、東京からANAの直行便が1日1往復。
レンタカーは空港カウンターで手続きができ、空港隣接の駐車場から出発できます。飛行機が着陸してから10分以内の出発はこれまで最短!! 便利です!
今日のブログは、紋別市の洋食店「あんどう」さんです。
冬の紋別
上の写真は、紋別山のオホーツク・スカイタワーに向かう途中から撮った冬の紋別です。スカイタワーへの道はずっと雪道。この時期に紋別にやってくる旅行者はもともと少ないのに、スカイタワーのある山奥まで来る人はほとんどいません。
流氷が着岸すると「ガリンコ号」のクルーズが人気。船の前にある巨大なドリルが特徴です。
漁港に行ってきました。紋別の漁船は船を上げていて、港には外国の船と船員がいます。
魚とか蟹を運んでるんだろうけど、少し怖い雰囲気です。
あんどう
北海道を車で旅行すると、食事は海産物を出してくれる居酒屋や小料理屋が中心になるので、洋食店にはあまり立ち寄らなかったんですが、なんとなく入ってみた紋別のお店は、東京でもめったにないような正統派の洋食店でした。
ポピュラーな料理のハンバーグとビーフシチュー、よくある料理を並以上のおいしさで出すお店が好きです。
(上) ビーフシチューと海老フライのランチ
(右) ランチのハンバーグとフライのランチ
紋別への旅行では2回ともランチでしか行ってませんが、夜に時間をかけてワインと料理を楽しみたいと思う店。でも、紋別には夜だけ営業の「一法亭」さんもあるし、次に行くときは2泊するしかないかな。「一法亭」と「あんどう」、どちらのお店も東京にあったら通うと思います。
あんどう
紋別市幸町5丁目1-24
Tel:0158-24-8585
紋別 「一法亭」 - オホーツクの居酒屋 [北海道]
上の写真は、道の駅の近くでひときわ目立つ、カニの爪のオブジェです。写真で見ると妙な物に見えますが、現物もやっぱり周囲となじまず妙な感じがします。ただ、(自分たち)観光客にしてみると、変な感じが引き寄せるものを持っているため、近くまで見に行きました。
紋別には夏と冬に1回ずつ行きましたが、最初に行った時に入ったお店が良かったので、2回目は昼・夜とも同じお店に行きました。
夜は居酒屋の「一法亭」さん、昼は洋食の「あんどう」さんです。
今日のブログは、オホーツクの魚介を使った「一法亭」さんと、カマボコの「出塚水産」です。
冬の紋別繁華街
冬の繁華街は、北国の雰囲気で満ちてます。
でも、歩くのに慣れていないとたいへんです。
オホーツクの海の幸 - 一法亭(夜ゴハン) - 出塚水産(カマボコ)
■一法亭
地物中心の居酒屋です。いいものをいい状態で出してくれます。
カウンター約10席+小上がり2卓程度の小さな店なので、旬な魚や紋別のことなどカウンター越しに教えてもらえました。
写真は刺身だけですが、煮物・焼物もおいしいお店です。
司馬遼太郎さんが紋別に来たときは、立ち寄る店だったとか。
■出塚水産のかまぼこ
お土産で持って帰ったカマボコ(出塚水産)は、一法亭さんで教えてもらいました。
箱に入ったお土産用のカマボコを買って帰りましたが、お店ではその場で揚げて出来たてが食べられます。
ホタテやカニの身が、ごろごろ入っています。
一法亭
紋別市本町6
Tel:0158-24-5875