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DEMEL (日本) - ザッハー・トルテ [日々のこと]

 
旅行に行った時のことをブログを書いてるとき、地名など間違えてないか気になりガイドブックを読み返すことがままあります。 それで、旅行中には気付かなかったことをあらためて知ることも多く、もっとよく読んどけば良かったって後悔したりします。
あと、旅行で行った場所をテレビで放送するので見てみると、やっぱりいろんな発見があって、もう少し事前に情報を集めとけばよかったなあって思うこととか。

まあ、現地に行くまでは知らない地名や知らない施設のことを、これまたよくわからない登場人物や歴史背景やキリスト教を前提に説明があるんだから、事前にこれから行く旅先のことを十分に理解するのって、難しいのかもしれないけど。



去年の9月にウィーンに行ったけど、ザッハー・トルテを巡っての、ホテルザッハーとDEMELの話を知ったのは、旅行後にNHK「グレーテルのかまど」でザッハー・トルテの特集を見てから。 現地に持って行ったガイドブックには、このことがちゃんと書いてあったんだけどね。 コトバの通じないヨーロッパに行くと、次どうしようかとか、それでなくても、いっぱいいっぱいのなので、本を丁寧に読んでたくさんの情報を得ようとする余裕がなくなってしまう。

< ザッハー・トルテを巡る、ホテルザッハーとDEMELについてサマリー >
最初に作ったのは、ホテルザッハーの創業者。 だけど、ホテルの経営がイマイチになった時に、宮中御用達菓子店「DEMEL」が商標権を買い取った。 その後、何かのいきさつを経て、どっちが元祖だとか、商標権について両者が裁判で争ったハナシ。


それで、NHKの番組を見てから、「ホテルザッハー」と「DEMEL」両方に行くべきだったな、なんて思ってたんだけど、このあいだ日本橋高島屋でDEMELを発見。 そして、ザッハー・トルテを売ってる。
10cmくらいのが2,000円くらい。 ケーキにしては高いなあと思ったけど、ウィーンの心残りが解消できるなら安いもの。 買って帰りました。

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豪華な包装

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包装を解くと、口金のついた木箱入り。

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木箱の中は更に包装が。
中身がどんどん小さくなる。 過剰包装だな。

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鏡のようにチョコレートをコーティングするのは、職人の高い技術によるものだとか。

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小さいサイズだからか、チョコは厚め。

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生クリームを添えるのがウィーン流だそうです。

圧倒的な存在感。
小さいけど濃厚。
これは、おいしいです。



日本のDEMEL(デメル・ジャパン)は上野風月堂の関連会社で、お店はいくつかの百貨店に入ってるようです。

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