せとうち車旅 - しまなみ海道 (生口島・因島) [山陽]
瀬戸内海の半分くらいを、車で1周旅行した記事を更新中。
旅行12日目は、今治から福山まで、しまなみ海道の途中の島に立ち寄りながら移動しています。
今回の記事は、「生口島」と「因島」。 昨日まで、途中立ち寄った島は3つと書いてましたが4つの間違いでした。 「大島」 「大三島」 「生口島」 「因島」です。
大三島から橋を1つ渡ると、生口島。 この島から広島県です。
生口島のICを出る前に、ここで休憩。
軽食コーナーには、尾道ラーメンがありました。
国が変わりましたね。
■ シトラスパーク瀬戸田
生口島で最初に行った、シトラスパーク瀬戸田。
写真の建物の向こう側が斜面になっていて、柑橘系植物の畑が広がってるはず。
でもここ、営業してるのかな?
と不安に思うくらい、駐車場やゲート付近に観光客やスタッフさんが見当たらない。
シーズンオフで閑散としてるのかな。 梅園に夏に行ってしまったような。
そんなことも考え始め、入らず引き返しました。
■ 耕三寺
生口島での2か所目は耕三寺。 このお寺は比較的新しい設立で、昭和に入ってからのようです。
そんな新しいお寺だけど、境内には17件の堂塔があり、うち15件が登録有形文化財。 それぞれ京都御所・紫宸殿の御門、西院伽藍(楼門・回廊)、新薬師寺鐘楼など、国内の有名建築物を模して建てたそうです。
また、創設者の収集した仏像が多数あり、重要文化財も20件近くあります。
なんだか、すごいところですよね。
何がスゴイかは、人によって感じ方が違うかもしれないけど。
この門をくぐったところに、チケット売り場があって、その先は有料。1,200円
ここはお寺全体が博物館になってます。
重要文化財の数にひかれて、ここまで来たけど、こんなピカピカな門が第一印象じゃねえ。
入口の説明を読むと、大正・昭和の実業家、金本福松(のちに「耕三寺耕三」と改名)って人が創立したみたい。日本の代表的な建築物を模した数々の堂塔も、買い集めた重文の仏像も、成金の成果物かと思うと、さらに興味がそがれ、ここも入らず駐車場にUターン。
前に日比谷の出光美術館に行ってから、コレクション自慢の美術館は楽しくないんだよね。 「創立家は偉大」みたいなことが書いてあるパネルがたくさんあったり。 いや、ここもそうなのかは、入ってないからわからないけど。 京橋のブリヂストン美術館とか、そんな印象を与えないんだけどね。
耕三寺の周囲には、商店街もありました。
ここの商店街は小さいけど、愛媛県側の島に商店街はなかった。
広島県に入ってからの島は、大型ショッピングセンターもあるし、開発されてる印象です。
生口島に来る観光客には定番の「ドルチェ」本店。
カフェで休憩しようと思ってた頃に、前の道を通りました。
席からは海が見えます。
■ 因島水軍城
生口島から橋を1つ渡って因島へ。 ここでは、因島水軍城へ行きました。
小高い丘に建つ城の様子から、村上水軍の三家の1つが、ここに居城を構えていたような印象を受けますが、もともと村上家の城が、この場所こにあったわけではないそうです。
ここは、昭和58年に建設した「因島水軍城」という名の資料館です。
丘の上には櫓と資料館の建物があります。
しまなみ海道の島めぐりは、因島で終了。橋を渡った後は、鞆の浦を通ってこの日の宿泊地の福山へ向かいました。 ただ、この時は予定してなかったんだけど、翌日もまた、しまなみの島にやってきます。
続きます。
2012-11-09 20:00
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コメント(3)
日本のお寺とは思えない門ですね~(^^;
ジェラートが美味しそうです♪
by hatsune (2012-11-10 00:02)
耕三寺入りませんでしたか^^;確かにあの門構えじゃねぇ!
僕は中に入りましたが、どちらかというと新興宗教の雰囲気でした。
地元の成金が建てたお寺ですからね^^1200円にはビビリましたよ!
by 島猫 (2012-11-10 09:37)
コメントありがとうございます。
hatsune さま
京都御所にある門と同じ様式らしいです。でも、独自の構造や彫刻があるとか。 不思議なお寺です。
瀬戸内は、ジェラートがおいしくて、尾道にもいいお店がありましたよ。
島猫 さま
そっか、入った人の感想が聞けて、良かった。
自分の選択は、そんなに間違ってなかったかなあと (⌒▽⌒;
お寺を巡る人って、何でもありの賑やかなところは求めてないと思うんだけどね。
by hawaiian (2012-11-10 17:33)