ライン川下り (2010年夏休み#28) [Germany - ドイツ]
シェーンブルク城 - Schönburg Castle
夏休みの、フランス-ベルギー-ドイツ旅行の続きで、最後の訪問国、ドイツの記事を書いています。
ドイツの2日目、ホテルはフランクフルトだったので、市内の観光をしようと思ってたけど、ここはビジネスの街で、観光客が行くようなところはあんまりないみない。
じゃあ、どこか近くで行けるところを探し、ライン川下りをすることにしました。(2010.7.2)
ライン川下り - 船に乗るまで
ライン川をクルーズしている船は、マインツからケルンまで、下りは11時間時間かけ、途中の町によりながら航行します。上りはだいたい2倍くらいの時間がかかって、ケルンからマインツまで、通して運航している便はないみたい。
ほとんどの人はリューデスハイム(またはビンゲン)→ザンクト・ゴアルスハウゼン(またはザンクト・ゴアール)の約2時間半くらいの区間に乗るようです。
ライン川をクルーズするKDの船は、かなり混雑するって聞いていたので、リューデスハイムから乗船したかったのですが、KD船への乗り継ぎ時間が適当でフランクフルトからのアクセスや所要時間のよいビンゲンから乗ることにしました。ビンゲンはリューデスハイムの次の乗船場になります。
フランクフルト中央駅から、Ingelheim駅までICで移動。ここから、私鉄のTrance Regioに乗換えでした。
KD船の乗り場は、ビンゲン中央駅よりこのビンゲン Stadt駅が最寄のようです。
駅のホームからは、クレーンと一体になった建物と対岸のリューデスハイムが見えます。右上は小さく、何かの記念碑があります。- Niederwalddenkmal
ライン川でビンゲンの対岸になるリューデスハイム。
船を待つ乗り場で、ねずみの塔とエーレフェルス城が見えていました。
なんだか、気分が盛り上がってきます。
ライン川下り
船内に入ると、船の前のデッキは満席でしたが、客室や後ろのデッキはすいてました。後方デッキの船の縁にある椅子に座ることができました。
ここからビンゲンからローレライまで、見ることのできたお城の写真です。写真の横に書いた城の名称は、地図やガイドブックと撮影時間を照らし合わせて確認してるけど、何せ数が多いので間違いがあるかもしれません。
■ ねずみの塔、エーレフェルス城 - Mäuseturm und Ehrenfels
ねずみの塔
- Mäuseturm
ライン川の通行税を徴収していたところとか。
エーレフェルス城
- Burg Ehrenfels
KD船の乗り場から遠く見えていたお城です。
■ ラインシュタイン城
- Burg Rheinstein
このあたりから、左側にお城が続きます。
■ ライヒェンシュタイン城 - Burg Reichenstein
外壁の模様が緻密で、大きなお城でした。
川沿いはオートキャンプ場になっています。
■ ゾーネック城 - Burg Sooneck
ここも左側。
下りの船は左がいいです。
■Ruine Nollig
Lorchを過ぎたところにある、数少ない右側のお城の1つ。といっても、建物は現役で使われてはいないようで、ガイドブックによっては「廃墟」と翻訳されてます。(城跡が正しいのかな)
■フュルステンブルク城 - Ruine Fürstenberg
Ruine Nolligの対岸にある城跡。
■シュタールエック城 - Burg Stahleck
バッハラッハの丘の上にあるお城。
バッハラッハとオーバーヴィーゼルは、ライン川からの街の景色が気に入って、翌日行くことにしました。
■プファルツ城 - Burg Pfalzgrafenstein
プファルツ城
- Burg Pfalzgrafenstein
手前の白い建物です。右上の山中のお城はグーテンフェルス城です。
グーテンフェルス城
- Burg Gutenfels
■ シェーンブルク城 - Burg Schönburg
シェーンブルク城
- Burg Schönburg
オーバーヴィーゼルを見下ろすお城です。この記事の最初の写真にも使っています。
■ローレライ
船はザンクト・ゴアルスハウゼンで下船しましたが、この街の少し手前に「ローレライ」という有名な場所があります。「ローレライ」が何を指しているのか調べてみると、「妖精」だったり「岩」のことだったり、持っている複数のガイドブックで微妙に書いてあることが違っています。
でも、伝説も含めてまとめると、「妖精の岩」って意味じゃないかと思います。そして、その「妖精の岩」は、この岩壁の全体を指してるようです。
「マリア像」ならぬ「ローレライ像」が、崖の中心付近に祀ってあって、誰も近寄れない。。。
ってわけじゃなくて、単なる岩の崖だけ。これがローレライです。
正直なところ、どうして名所になっているのかよくわかりませんでした。
文化の違いかな。そう思った時、英国のエリザベス女王が京都の龍安寺を訪れ枯山水の庭園を見たとき「私にはわからない」と言ってたのを思い出しました。
- ガイドブックに記載のない駅や施設も多く、読みがわからないので英語またはドイツ語のまま記載している箇所があります。また、カタカナで書いてあっても、現地の発音通りかは定かではありません。
- お城の名前で誤りがあったら、お知らせいただけると嬉しいです。
ローレライというドイツ歌曲を思い出し、
曲を聴きながら岩の写真を拝見してみました。
お城はそれぞれ特徴があって、興味深く、実際に観てみたくなりました♪
by 優花風音 (2010-09-27 00:34)
お天気よくて川下りには最高な日でよかったですね〜☆
私が大昔下った時は小雨まじりの日でした(汗)
ローレライは、昔ローカル線に乗ってて
車窓から見えたときに感動しました(^^)
by gon (2010-09-28 04:58)
優花風音 さま
すごい!!
この記事を、そこまでして読んでもらえるって、すごく嬉しいです。ありがとうございます。
私も「わからない」なんて言わず、曲を聴きながら写真を見てみますね。
gon さま
今回の旅行は、ほとんど毎日が晴れ!!
雨は1時間くらいしかなかったかな。旅行で天気は大事なので、ラッキーだったと思います。
ローレライ、伝説とかよく読んでから見ればよかったかなあ。
by hawaiian (2010-09-28 22:41)
ただただ溜息(読みにくい)
ドイツとはイワンわたしは旅立ちたい。
by galapagos (2010-09-30 00:10)
お寒ございま~す。
「こんな時代もありました(^^」への
nice!をありがとうございました~
相変わらずお礼の遅い自分に
嫌気が差します(笑)
大舞台でスポットライトを浴びて唄うのは
非常に気持ちの良いものですっ(笑)
by ♪写楽♪ (2010-09-30 13:59)
お早うございます。
おとぎ話の絵本のページを次々と開いているようです・・・(^。^)
by yakko (2010-10-02 09:04)
yakko さま
船に乗ってたのは、約90分。
そのわずかな時間で、次々と現れる古城を見ると、中世にタイムスリップしたような錯覚になりました。
翌日は周辺の街に行ったんだけど、これもすごく良くて (⌒▽⌒)
by hawaiian (2010-10-03 21:03)