レイエ川左岸 - GENT (2010年夏休み#24) [Belgian - ベルギー]
夏休みの、フランス-ドイツ旅行の続きで、ベルギー ゲントの記事を書いています。
金曜広場にあるDulle Grietでビールを飲んだ後は、フランドル伯居城あたりからレイエ川の左岸を南に歩きました。トラムの工事で騒々しく埃っぽい中心部と違って、川の東側は明るくのんびりした街並みがありました。(2010.6.30)
■ フランドル伯居城
フランドル伯居城は13世紀に「フランドル伯のフィリップダルダスが建てた」ものなんだそうです。その後、公的機関や事業会社などにも使われ、今は博物館になってます。
ちなみに「フランドル伯のフィリップダルダスが建てた」って部分は、ガイドブックからの引用ですが、貴族の制度や呼称に詳しくないと、意味がわかんないですね。「フランドル伯」だけで、人を指してるように思うけど、ひょっとしたら「伯=家」って読みかえればよくて「フランドル家のフィリップダルダスが建てた」って意味でしょうかね。
博物館は鎧や武器、そしてマネキン相手に拷問具の使い方を再現してあります。
城の外からの写真。堅牢そうな建物と少し高いところにある場所のせいで、街の支配者としての存在を印象付けてくれます。
ここの城内のベンチでしばらく休憩のつもりが、時差の睡眠不足にビールが加わり、座ったままで気が付くと2時間くらいお熟睡してしまいました。「フランドル伯居城」と言っても、今は博物館になってて住人はいないはず。この城で寝た人は、300年ぶりのことじゃないんだろうか?
なんてのんきなことを考えたけど、身の回りの物が、何もなくなってなくてよかったです。
■ 水辺の景色
ゲントはブルージュに劣らないほど水辺の景色がのどかできれいでした。
大砲近くの橋の上から
クラーンレイからレイエ川の対岸
大肉市場
ブルージュの道で馬糞がたくさん落ちてたので、それから歩くときは足元に注意するようになりました。足元を見ながら歩いてると、石畳のマンホールはベルギー風だったり面白いものに気が付きます。
右上の写真は、なぜか落ちてたバラン。これ、ゲントでも持ち帰り寿司屋があるのかな。見つけたときは、すごく違和感がありました。
■ 聖ミヒエル教会
金曜広場でレイエ川の左岸に渡り、聖ミヒエル教会まで着くとコーレン・マルクトはすぐ。近くで何かの工事をしてるし、騒々しい感じになってきます。
ガイドブックやネットでの情報で、ゲントは十分なものがないけど、私たちにとっては楽しめた街でした。事前の計画ではゲントを午前中に切り上げ、午後にはアントワープに向かうつもりでしたが、結局はゲントに1日いて夕方の電車でブリュッセルに戻りました。
博物館で爆睡って!相当お疲れだったのですね。
それにしても、バラン。なぜそこにいるのですか・・・
by 優花風音 (2010-09-19 21:59)
ゲントは、ブルージェに比べて、水辺が広々としている感じがしますね。行きたくなりました。
by ryo1216 (2010-09-20 01:59)
優花風音 さま
時差とか異国での興奮とか、1週間くらいの旅行だと、最初の3日くらいはあんまり寝られないんですよね。かといって、翌日は普通以上に行動できちゃう。でも、疲れはたまってるはずで、今回はビールがきっかけになって、気を失うように寝てしまいました。
バランは和食以外で似たようなの使ってる国があるのかな?とも思ったけど、中華やタイ料理でも使いそうもないし謎です。
ryo1216 さま
ブルージュの翌日にゲントに行ったんですが、私はゲントの街のほうが気に入ってたんですよね。
コーレン・マルクトあたり、トラムの大工事中で、写真を撮るにはイマイチですが、これが終ったらぜひお奨めできます!!
by hawaiian (2010-09-20 22:05)
ベルギーでもお寿司は大人気です。持ち帰り1人前15ユーロとか
しますけど(汗)←私は生が食べられないので食べた事ないですが。
このマンホール! マンホールじゃなくて、車止めのポールの
テッペンじゃないですか?? 私も昔撮った記憶があったので(^^)
by gon (2010-09-28 04:43)
gon さま
バランは持ち帰り寿司のですね。日本人が弁当持ち込んで、捨てちゃったんじゃないかって気になったんですが、そうじゃないようで良かったです。
マンホールだと思ってる写真は、ひょっとしたらマンホールじゃなく、車止めかも (⌒▽⌒;
なんとなく、石畳がピンボケになってるし。
by hawaiian (2010-09-28 22:18)