2013年 初詣 [亀有のもろもろ]
2013年の初詣は、例年通り、地元の亀有香取神社でした。
元旦の午後、20分くらい並びました。
飲み過ぎに食べ過ぎ and 運動不足。 正月早々、胃もたれ気味なので、亀有香取神社に参拝した後は、柴又帝釈天まで歩くことにしました。
コースは旧水戸街道で新宿(にいじゅく)まで、新宿からは旧佐倉街道を通ります。 旧街道を歩くと言うと、随分長い距離を歩いたかのように聞こえるけど、亀有から柴又までは3km程度です。
■ 中川橋橋詰のタブの木 (跡)
亀有香取神社から旧水戸街道に入り、金町方向に歩くと、数百メートルで旧宿場町の「新宿(にいじゅく)」に出ます。 かつて亀有側の入口付近に、タブの木がありました。
タブの木は街道を旅する人の「道標」として使われてたそうですが、中川橋の架け替工事で切り倒すことになったとか。 今はそのモニュメントだけが残ってます。
■ 西念寺
宿場の中心付近。 西念寺に寄ってみました。
「四国御寫 - 鯖太子尊」 と書かれた台の上に立つ鯖太子尊。
鯖太子とは?
ネットで検索すると、弘法大師のことだとか。
■ 日枝神社
水戸街道から佐倉街道の分岐(追分)近くにある日枝神社。
ここで、東京17区(葛飾区)の平沢勝栄議員と遭遇。 すぐわかるなあ。 警備もお供も家族も同行せず、1人でフラッと現れ、10人くらいいた列の後ろに並んで順番を待ち、普通に参拝してました。
平沢議員の事務所は、立石だから京成の沿線。 日枝神社は常磐線で亀有と金町の中間くらいの場所にあるローカルな神社。 遠くから参拝に来る人は少ないと思うけど、新年は区内の神社を回ってるんだろうか?
■ 角柱三猿浮彫道標
佐倉街道に入り、しばらく歩いたところにある地蔵堂。
地蔵堂の中にある左端の石が「角柱三猿浮彫道標」。葛飾区内に現存する最古の道標で、元禄6年(1693)に建てられたそうです。
正面の碑文に「これより右ハ 下川原村 さくら海道」、右面に「これより左 下の割への道」と書かれているそうですが、磨滅がひどく部分的にしか読むことはできません。
佐倉街道を歩くのは地蔵堂まで。 ここから柴又に向かいますが、少し回り道して、古録天神社に立ち寄ります。
■ 古録天神社
古録天神社は、こじんまりした神社です。
帝釈天まで歩くのはお正月の時くらいだけど、ここには毎年立ち寄っています。 参拝したら、ミカンとチョコレートをもらいました。
■ 柴又八幡神社
柴又駅に近く、帝釈天への参拝者で、歩道を歩いてる人も多くなってきました。
神殿の裏には古墳があります。
■ 帝釈天
元旦ウォーキング、目的地の柴又帝釈天。
帝釈天はすごい人の数。
でも、明治神宮や浅草寺とは比較にならないくらい。 ほとんど待つこともなく、境内に入れるし、横から拝むなら待ち時間はほとんどゼロ。
門前の商店街も混雑してました。
駅の近くで道の両側に露店が出てるところは身動きできないくらい。
帰りは古録天神社の近くからバスで亀有へ。
地元の史跡を巡る、楽しい元旦ウォーキングでした。