ウィーン・フランツ・ヨセフ駅/Wien FranzJosefsBahnhof (2011年夏休み#8) [Austria - オーストリア]
Ceske Veleniceまで乗車した列車 - Wien FranzJosefsBahnhof
リンク周辺を回った日の午後、ホテルに預けていたスーツケースを受け取り、チェコへの移動のため、トラムでフランツ・ヨセフ駅/Wien FranzJosefsBahnhofに向かいました。
フランツ・ヨセフ駅/Wien FranzJosefsBahnhofの外観は新しい大きな建物で近代的な印象を受けました。その時は「国際列車が発着するんだから、それなりの規模の駅なんだな」って思ったけど。
駅の出札口あたりに行くと、なぜか薄暗いしキレイじゃない。
旅客も閑散としていて、出札窓口は2つ開いててるけど、並んでる人もいないし、スーツケースを持ってる旅行者も自分たちだけ。
なんだか、思ってたのと様子が違うなあ。本当にこの駅からチェコに行く電車が出るんだろうか?
旅行の計画を立てていたころ、ウィーンからチェスケー・ブジェヨヴィツェ (Ceske Budejovice)に行く方法が最も不安に思ってたことでした。
■ ウィーン - チェスケー・ブジェヨヴィツェのルート
ルートは2通りあって、1つはリンツ経由。これだと、ウィーン西駅からリンツまでRailjet(特急)で向かい、リンツからはローカル線で国境越え。所要時間は4時間30分。旅行記のブログを調べたら、このコースが多いみたい。
もう1つは今回のルートで、距離は最短だけど特急とかなくて、所要3時間30分。
時間が短いことと、電車の予約が不要なので、今回のルートにしたんだけど、他の人のブログ記事を読むと、GmundとCeske Veleniceで2回乗換があって、Gmundで入出国の手続きも必要だったって書いてある。
OBBでの検索結果だと、乗換は1回だけ。Gmundは途中駅で、下車して入出国の手続きする時間なんかないみたい。
OBBのアプリ - iphone
■ 切符について
乗車の前日にウィーン市内の旅行代理店らしきところで買った切符も、何が書いてあるのかわからず不安が増していました。
この切符、2種類あるんだけど、どっちも「Wien」または「Vienna」の文字が見当たらない。Gmund、Ceske Velenice、Ceske Budejoviceは片方のチケットに書いてあるから、チェコ国内の移動は大丈夫みたい。じゃあ、ウィーンからGmundまでのチケットはどれなんだろ?
この疑問は発券してもらった後にすぐ気が付いたんだけど、確認しようにも自分の会話力では何も伝えることはできず、まあ発券した窓口の人を信じることにしました。
■ とりあえず電車には乗ってみる
わからないことがあっても、移動しないわけにはいかないので、それらしき電車に乗車。
フランツ・ヨセフ駅/Wien FranzJosefsBahnhofを定刻に発車しました。
出発駅からこの車両に乗ってたのは5人くらいかな。ガラガラでした。
途中、車掌が回ってきて、ちゃんと買えているのか不安だった切符を差し出すと、何事もなく刻印されました。大丈夫だったみたい。
Gmundに到着すると、ほとんどの乗客がここで降りました。
「この人たち、チェコに入るのに、何か手続するために下車してるんじゃないよなあ」
「この電車は、このあとちゃんと前に進んで、Ceske Veleniceに着くんだろうか?」
そんなことを考えて、キョロキョロしてるうち、電車の扉が閉まり前進。
次の駅で「Ceske Velenice」という文字を見たときは、ほっとしました。
写真は乗ってきた電車
(別のホームから)
Gmundで乗換と入出国手続が必要だったのは、チェコがシュンゲン協定に完全加盟した2007年より前かもしれません。帰国後に確認したら、参考にしたブログは、2000年~2005年にかけての記事でした。
今回の旅行で乗換はCeske Veleniceの1回だけ。国境を超えることでの手続きもありませんでした。
あと、もう1つ。ウィーンからGmundまでの区間の切符がどれなのか、券面の単語は1つ1つ調べたけど、今でもわからないままです。
いよいよチェコですね。
国境を超えるときはいつでもドキドキしますね。
これからの記事も楽しみにしてます。
by ko-cha (2011-10-17 21:44)
・とりあえず電車には乗ってみる、これかなりドキドキされたんでしょうね。もし車掌さんに何か聞かれても…。でも無事に旅行を終えられた今となってはこういうのも思い出に残ったりしますよね。え?しませんか^^。
by 白 (2011-10-17 22:30)
コメントありがとうございます。
ko-cha さま
慣れない自分にとって、この日は1つ1つ緊張の連続でした。
Ceske Veleniceって文字は、1字1字確認したほど。
このあと、チェコに入ってからは、気が抜け、楽しい時間になりました。
白 さま
ローカル線だから、車掌さんはきっとドイツ語しか話せない。
交渉ごとになったらお手上げだけど、なんとかそうはならず良かったです。
こんな大変な経験は、あとあとまで楽しい思い出になってますよ (⌒▽⌒)
by hawaiian (2011-10-17 23:01)
オーストリア国鉄(OBB)の電気機関車は
流線型のスタイリッシュなデザインでカッコイイですね!
私も語学は決して堪能ではないので、
車掌さんの検察にはいつもドキドキしてしまいます(^^;)。
i-phoneにOBBのアプリを入れて検索とはさすがです。
マップなどの機能も充実していて、海外でのi-phoneは
頼りになりますよね~!
by あおたけ (2011-10-18 22:26)
あおたけ さま
はい、これで牽引していくんだなあって思いながら、赤い車体を見ると、すごい迫力を感じました。
i-phoneのアプリは、鉄道情報に限らず、今回は大助かり!!
面白かった使いかた、これから紹介してみますね (⌒▽⌒)
by hawaiian (2011-10-19 23:33)