京都 - 宝筺院 - 京料理 かじ [京都]
嵯峨野の寺をまわってきました。
食事は「京料理 かじ」さんでした。
嵯峨野
■宝筺院
嵯峨釈迦堂の隣にある静かなお寺です。
紅葉シーズンには観光客も多くなるようですが、普段はほとんど誰もいません。あまりの静かさに、京都のお寺であることを忘れてしまうほど。
庭園で何もしないで過ごすだけで、気持ちいい幸せな時間になります。
(上の写真も宝筺院です)
■嵯峨釈迦堂
きれいな庭園と歴史のある建物。
■鈴虫寺
よく手入れされた庭の苔がきれいでした。
お寺の庭園で野生の鈴虫が鳴いているのかと思ったのですが、そうじゃないんですね。驚きました。(いろんな意味で)
このお寺は「参拝者への説法」と、「ご利益のあるお守り」が有名ですが、どちらもよくわかりませんでした。
京料理 かじ
ひょんなことから知ったこのお店、でも当日や前日だとなかなか予約がとれない。
そして、なんとか予約の入った日、新しい京料理に嬉しい驚きの連続でした。
■前八寸
見た目もハデハデな前八寸からスタートします。
■吸物椀
「かじ」の椀は具だくさんです。
ハデな前八寸の次は、このお椀で、いやおうなく気持ちも盛り上がってきます。
■お造り
写真のデキがイマイチで、小鉢に入った漬物のように見えますが、ボリュームもある刺身です。
お皿と外側のお盆の大きさをくらべたら、小鉢ではないことはわかると思うんですが。
■炊き合わせ
1つ1つ、しっかりした味付けの煮物。
こうゆうところ、盛り付けの派手さだけのお店ではありません。
■焼肴
左は魚に緑酢。
それぞれは異なり味付けでおいしい!
■中鉢/ゴハン
中鉢で揚げ出し豆腐のあと、ゴハンが出ます。
このときは、ウナギを炊き込んだゴハンでした。
ウナギの味がしみこんだゴハンは、味が濃くもなく薄くもなく、何杯も食べられました。
■デザート
抹茶のアイスクリームにアズキを載せています。
「創作料理」って聞くと、最近巷にあふれる内装に凝っただけの新しいお店が、和食も中華も洋食も、なに1つちゃんとできないことを、ごまかすために使ってるコトバのような気がしますが、「かじ」さんのお料理は、まっとうな和食から創作した新しい料理でした。
料理の1品1品に、何かしらの工夫がしてあり、それが自分にとって未経験のおいしさでした。
京料理 かじ
京都市中京区丸太町通小川東入ル南側
Tel:075-231-3801
今回は、ブログを始めた去年の12月以前に行ったお店を紹介しています。 旅行は昨年6月中旬。なので、今の季節と緑の色や食材とは違和感があるかもしれませんが、過去ログということでご容赦ください。
コメント 0