南千住 「尾花」 [東京のレストラン]
「ウナギに行こう!南千住にいいお店があるんだ!」と誘われた時、「南千住?」と不思議に思って聞きかえしてしまう。
南千住は日比谷線に乗ったときに通ることはあるけど、駅から出たのはこれまで1回しかなくて、有名なコーヒー屋さんのカフェ・バッハに誘われたとき。その時は、お店に向かって歩道を歩いてた僕らの目の前で、一杯飲み屋から出てきたおじさんが、その店の前の電信柱にいきなり立ちション。
そこがあたかもトイレであるかのように、周囲を気にする様子もない自然な振る舞いは、僕らにはそうとう不自然な光景ででした。この道って、浅草から千住あたりに抜ける、わりと交通量の多い道路だし、歩道もそこそこ人が歩いてるんだけどね。
カフェ・バッハはいいお店だったけど、そんなことのあった南千住は、その時からあまりいいイメージを持てない街でした。
■ 尾花
そして、今回が2回目の南千住。お店に向かう途中、簡易宿舎をいくつか通り過ぎたところに尾花があります。
私の持っていた街のイメージと異なる、日本風の立派な建物。
■ 肝吸
尾花は注文してから鰻を割くようなので、鰻重は30分~40分くらいかかります。鰻が出るまで空腹に我慢できればいいのですが、たいていは、お酒にうざくやう巻を食べて待ちます。
(写真は肝吸ですが)
■ うな重
柔らかいウナギと、しつこくないタレが尾花の特徴。
箸でサクサク切れるので、お寿司屋さんでアツアツのアナゴのニギリを食べてるような感じさえあります。
尾花
荒川区南千住5-33-1
03-3801-4670
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